酒豪?納豆禁止?蔵元生まれならではの「蔵元あるある」を聞いてみました。

KURAND
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2016/10/10

皆さんこんにちは。日本酒を楽しむ上で欠かせない要素の一つは、「蔵元を知ること」ですよね。お酒を作っている蔵元を知り、酒造りへの思いを感じることによって、より日本酒を味わうことができます。
 
蔵元に生まれ育った蔵元さんは、一体どのような生活をしているのか。そんな疑問をもったKURANDマガジン編集部は、蔵元生まれの蔵元さんに直接インタビューしてみました!今回ご協力いただいたのは、6つのKURAND提携蔵元と蔵元出身のKURANDスタッフです。みなさんの蔵元ならではのエピソードが気になります!

石川県・数馬酒造あるある

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数馬酒造は、世界農業遺産に認定された「能登」の地にて、能登の美酒「竹葉」を醸している酒蔵です。「心和らぐ清酒(さけ)造り 心華やぐ会社(いえ)作り 心豊かな能登(まち)創り」の想いを胸に「米・水・技」全てを能登産にこだわり、地域と共にある地酒を目指しています。まずは、数馬酒造の数馬 嘉一郎(かずま かいちろう)さんにお話を伺います。
 
Q. 蔵元生まれの蔵元さんならではの「蔵元あるある」を教えてください。

「子供のころ、親に怒られると蔵の冷蔵庫に閉じ込められることがありましたね。兄弟をいじめると、父親に冷蔵庫まで担がれて放り込まれました。冷蔵庫の中は真っ暗で怖くて、泣くと声が響くのでなおさら怖かったです。
 
また、仕込み期間中は納豆は食卓に全く並びません。その反動か、仕込みの時期が終わると、納豆祭りかのように毎日納豆を食べていました。」

 
人間が入れる冷蔵庫が家にあるというのは、さすが蔵元ですね。それにしても、暗くて寒い冷蔵庫に閉じ込められるなんて、想像しただけでも恐ろしいです。仕込み期中に納豆を食べないのは、お酒の品質管理を徹底する職人魂ですね。

岩手県・菊の司酒造あるある

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菊の司酒造は、772年創業の岩手県で最も古い造り酒屋です。1年の酒造りを経て、オールいわての新ブランド「平井六右衛門」を立ち上げた平井佑樹さんにお話を伺います。
 
Q. 蔵元生まれの蔵元さんならではの「蔵元あるある」を教えてください。

「子供の頃、授業参観で『将来の夢』について発表すると、同級生にはあまり理解されないのですが、参観に来ていた大人にはかなりウケたのを覚えています。
 
また、酒造りの仕事をしていると、『農大出身なんだ!』『お酒強いでしょ。』と言われることが多いです。」

 
確かに、小学生の頃に酒造りをする夢を話す子はなかなか珍しいですよね。蔵人はお酒を作っているためお酒に強いともわれがちですが、そうでない蔵人も多いようです。

新潟県・長谷川酒造あるある

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長谷川酒造は、新潟県長岡市、醸造の町「摂田屋」にて、170余年酒造りを続けている酒蔵です。食事に合わせながら呑む、食卓を盛り上げるような、引き立て役のお酒を目指しています。そんな長谷川酒造の長谷川裕子さんにお話を伺います。
 
Q. 蔵元生まれの蔵元さんならではの「蔵元あるある」を教えてください。
 

「仕込みの時期である冬場は、納豆菌を蔵に持ち込まないために納豆を絶対に食べません。新年の御祝いに餅つき大会を蔵の中でやっていたとき、間違って納豆を食べてしまい、餅つきに参加できなかった悔しい思い出があります。
 
冬になると、学校へ行く頃に蔵人さんたちが休憩時間に入るのをよく見ていました。この人たちはいつから働いているんだろう…と不思議に思っていました。でも、杜氏さんは高齢なのにとても若々しく、肌質も勿論ですが、素早い動きはまるで忍者の様でした。軽々と梯子を上ったり、背筋もピンとしていて、すごいな〜と思っています。」

 
やはり蔵元では仕込み期間中は納豆を食べないんですね。「納豆菌を持ち込まないため」という理由には驚きました。それだけ日本酒造りは繊細でよく管理された環境で行われているんですね。酒造りは朝早く、体力勝負の仕事なので、蔵人はみんな元気なんですね!

埼玉県・寒梅酒造あるある

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寒梅酒造は創業1821年、米や水に恵まれた関東平野のほぼ中央に位置する久喜にて酒造りを始めました。「美味しく楽しい時間の提案」を念頭に、良い酒質かつ造り手の顔が見えるような日本酒を追求し、誠実に酒と向き合い、「寒梅」の味を模索し続けています。そんな寒梅酒造の鈴木隆広さんにお話を伺います。
 
Q. 蔵元生まれの蔵元さんならではの「蔵元あるある」を教えてください。
 

農大出身か聞かれます。これは鉄板です。また、酒蔵の息子だと、『小さい頃からお酒飲んでるの?』と聞かれることが多いです。実際全く飲んでないのでそう答えると、『そうなんだ…(面白くな~い)』みたいに、なぜかこっちがすべった感じになります(笑)。
 
子供の頃は、一升瓶の蓋をコマにして遊ぶのが流行って、蔵には山ほどあったので、その時はヒーローでしたね。でも、会社の敷地内でP箱や木の箱で秘密基地を作って遊んだ時は、よく怒られました。いろいろわかるようになってきた中学生あたりから、『社長』とあだ名で呼ばれるようになりました。恐いやんちゃグループにもそう呼ばれ、一目置かれてたのか、なぜか普通に渡り合ってました(笑)。」

 
蔵元出身の珍しさもあり、学校では人気者だったんですね!お酒が身の周りにある環境なので、小さい頃からお酒を飲んでいるのかと思いきや、そうではないんですね!蔵元の酒造りに関わる真摯な姿勢がわかります。

島根県・一宮酒造あるある

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一宮酒造は、代表銘柄「石見銀山」をベースに明治29年創業からの伝統の酒造りを守りながらも、近年は発泡清酒やリキュールなど時代のニーズに合った商品開発にも積極的に取り組んでいる酒蔵です。蔵元を継ぐため東京農業大学で修行をし、現在は蔵に入り女杜氏を目指している浅野理可さんに、お話を伺います。
 
Q. 蔵元生まれの蔵元さんならではの「蔵元あるある」を教えてください。
 

「小さい頃から酒造り以外の作業は手伝っていましたが、特にラベル貼りや瓶詰め、一升瓶に栓を打ち込む打栓などの手伝いはよくやっていました。打栓機は大人でもある程度慣れないと出来ない作業なので、小学生ながらよくやっていたな、と今では思います。
 
夏は三姉妹で蔵によく遊びにいっていましたが、蔵では穴が開いたりして使われなくなった半切り(洗米などに使う大きな桶)をプール代わりでにして遊んでいました。井戸水を使用していたので外が暑くても水温は左右されず、適温の半切りプールに入っていたのを覚えています。この業界に入り、使われなくなったものとはいえ、あんなに大事なものをプール代わりに使っていたなんて…と、ちょっと反省しました(笑)。」

 
酒造りに使用する桶をプールとして使うのは酒蔵生まれの蔵元ならではの経験ですね!冷たい井戸水のプール、気持ち良さそうで羨ましいです!

長野県・丸世酒造店あるある

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丸世酒造店は1870年創業、日本古来より引き継がれる製法「もち米四段仕込(よだんじこみ)」による酒造りをしています。今では、このもち米四段仕込のお酒を造る酒蔵は少なく、もち米のふんわりとした柔らかさと芳醇な味わいは丸世酒造店でしか味わえません。そんな丸世酒造店の関晋司さんにお話を伺います。
 
Q. 蔵元生まれの蔵元さんならではの「蔵元あるある」を教えてください。
 

「蔵と家がほとんど同じ場所にあるため、酒蔵が生活の一部になっていました。酒造りをしていない夏場には、水洗い等する場所は遊び場になっていました。ただし、お酒が貯蔵されているタンクの置いてある場所だけは、絶対に入れないようになっていました。危ない場所には、『危険な動物がいるから立ち入ってはいけない』と教えられました。子供にそういえば入ってこないだろうという親心でしょうね。」

 
酒蔵が生活の一部とは、蔵元ならではのお話ですね。子供のためにも、日本酒の管理のためにも、タンクのある場所には立ち入らせない蔵元の親心が伺えます。

KURANDスタッフ 青砥秀樹さん

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KURANDスタッフで元杜氏の青砥秀樹さんにもお話を伺いました。
 
Q. 蔵元生まれの蔵元さんならではの「蔵元あるある」を教えてください。
 

「小さい頃は、よく蔵でかくれんぼをしていました。見つかったら杜氏にひどく怒られるので、“絶対に見つかってはいけない”とスリルがありました。一方で、悪いことをすると土蔵(倉庫や保管庫)に閉じ込められていました。真っ暗で寒いので、怖かったです。また、杜氏は蔵に住み込みで酒造りをしていたので、母親が蔵人の食事を作りに行ってました。蔵人のご飯が優先なので、家族は作り置きの食事が多かったのは印象的です。
 
意外なことに、蔵で飲むお酒は普通酒が多いです。蔵元はいつもいいお酒を飲んでると思われがちですが、量を飲むので晩酌は主に普通酒を飲んでました。」

 
「杜氏に見つかってはいけない」かくれんぼ、いけないこととはわかっていても楽しそうですね!蔵元はプレミア酒を飲んでいるイメージがありますが、普通酒を飲んでいるのは意外でした!「量を飲む」という理由を聞けば、なるほど納得ですね。


いかがでしたか?「農大出身」「酒豪」「納豆禁止」あるあるは、鉄板ネタのようですね。また、酒蔵は遊び場所になったり、怒られた時に閉じ込められる場所になったりと、小さな頃から生活の一部になっているようですね。みなさん境遇が似ているので、蔵元どうしで集まった時はあるある話で盛り上がりそうです。
 
私にとってはどれも新鮮なお話で、想像してワクワクしながらお話を伺っていました。KURAND SAKE MARKETで開催される「蔵元飲み比べ」イベントで、蔵元あるあるについて直接聞いてみるのもいいかもしれません!
 
改めまして、ご協力いただいた蔵元のみなさま、ありがとうございました!

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