あなたもなれる!一般愛好家向け資格『日本酒ナビゲーター』講座の体験レポート

KURAND
KURAND
2015/05/11

日本酒に関わる資格と言えば、日本酒のソムリエとも言える「利酒師(ききざけし)」が最も一般的に有名ですよね。その他にも、「国際唎酒師(こくさいききざけし)」「酒匠(さかしょう)」「日本酒学講師」といった資格があるのを皆さんはご存知でしょうか?
 
今回は、「利酒師(ききざけし)」の上位資格である「日本酒学講師」認定者のみが主催できる「日本酒ナビゲーター」講座に参加してきたので、受講した講義の内容を一部ご紹介したいと思います。
 


 

資格認定を行うSSI協会について

まずは、「日本酒ナビゲーター」の認定を行う団体についてご紹介します。日本酒に関する資格の認定は、日本酒サービス研究会・酒匠研究会連合会、通称(SSI:Sake Service Institute)が行っています。

SSI協会は、日本の酒である「日本酒」「焼酎」の提供方法の研究を中心とした酒類の総合研究を行っている団体です。“その教育啓蒙活動を通じて、日本における酒文化の発展および関連業界の支援、そして日本食文化の継承発展に寄与する事を目的”としていて、日本酒・焼酎に関する資格認定試験を実施している他、日本酒の啓蒙普及活動を行える人材育成、消費者を対象とした試飲会型イベント「地酒祭り」の開催なども行っています。

出典:SSI協会 公式HP
 

日本酒に関する資格まとめ

続いて、実際に「日本酒ナビゲーター」講座の内容にふれる前に、日本酒に関わる資格についてご紹介したいと思います。
 

利酒師(ききざけし)

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日本酒の基礎知識とテイスティング力、提案力の3つを身につけた日本酒のプロフェッショナルにだけ与えられる、日本酒に関する資格で最もポピュラーな資格です。
 
日本酒の知識だけでなく、テイスティングの試験もあり、日本酒に関する従事者を提供する者としての提供方法、もてなし方など「日本酒のプロ」としてのスキルが求められる資格です。
 

国際唎酒師(こくさいききざけし)

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諸外国の消費者に対して、その言語を用いて適切に日本酒の知識の啓蒙普及・提供・販売ができるができるプロフェッショナルに与えられる資格です。
 
認定試験は、日本語以外の外国語で行われます。試験の内容は、諸外国における日本酒市場の実態や文化、風習などを踏まえたうえで、「利酒師」認定試験に準じた試験が実施されます。
 

酒匠(さかしょう)

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酒匠とは日本酒・焼酎のテイスティング専門の資格です。主にテイスティング分野に特化し、原料・製法別テイスティング、タイプ別比較テイスティングなどの専門カリキュラムを通じて、プロのテイスターとしての能力を身につけます。
 
試験では、実際に数十種類の酒をテイスティングし、味わいを比較していきます。まさに卓越したテイスティング能力が問われる資格です。
 

日本酒学講師(にほんしゅがくこうし)

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日本酒学講師は、日本酒・焼酎の魅力を消費者に伝えるインストラクターとして活躍するための資格です。
 
消費者を対象としたセミナーなどで、資格取得者自身がオリジナルのカリキュラムを用いて講師を務めることができます。「インストラクションスキル」「コミュニケーションスキル」「プランニングスキル」「スペシャリティスキル」の4つが必要とされる、まさに日本酒・焼酎のプロ中のプロのみが取得できる資格と言えるでしょう。

消費者に対する日本酒、焼酎の魅力の伝え方、さらには模擬セミナーを通じた講義実践能力をオリジナルカリキュラムにより総合的に身に付けることができます。
 

日本酒ナビゲーター

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日本酒学講師認定者が主催する日本酒講座を受けることで取得することができる一般愛好家向けの資格です。
 
講師によってそのカリキュラムなどは様々で、日本酒の基礎知識を学んだ後、実際にテイスティングを行う講座や、料理との相性を確かめながら受講できる講座もあるようです。日本酒ナビゲーター認定者には、「利酒師」の資格を一般価格から最大30%OFFで受けることができる特典もあります。
 
 
今回受講した「日本酒ナビゲーター」講座は、講義とテイスティングの二部構成に分かれていました。
 

「日本酒ナビゲーター」講座へ潜入

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出典:SHU SAKE CORP.
 
今回、筆者が「日本酒ナビゲーター」講座を受講したのは、東京の中延にある酒屋「SHU SAKE CORP.(シュウ・サケ・コーポレーション)」で開催された講座です。ここで講師を務めるのが、「利酒師」「国際利酒師」「日本酒学講師」の3つ資格を持つ、シュウ・サケ・コーポレーション代表の北山 秀人さんです。
 
まさに日本酒のプロ中のプロと呼べる北山さんの講座は、比較的カジュアルに参加できるのが特徴。「わかりやすい講義を心がけています。」と話す通り、北山さんの授業は初心者にも理解しやすいことでも人気。それもそのはず。普段は、酒屋を営むかたわら、お店のすぐ横で小中学生を対象とした塾の講師を務めているのです。
 
それでは、いよいよ「日本酒ナビゲーター」講座が行われる会場へ行ってみましょう。 
 
▼中延商店街の一角「秀進アカデミー」の奥に、シュウ・サケ・コーポレーションはあります。
 
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▼奥へ進むと、「2階へどうぞ」の張り紙が。
 
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▼靴を脱いで2階へ上がり、左手に進むと、徳利や酒器などが目に入ります。
 
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▼その先に進むと、北山さんこだわりの空間が広がります。
 
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▼設置されている冷蔵庫の表面には、紫外線をカットする素材が使われているのだとか。品質管理にもそのこだわりがうかがえます。
 
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▼通常営業時には、500円で北山さんがセレクトした8種類の日本酒をテイスティングすることができます。なお、テイスティングした日本酒は購入も可能。
 
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▼スタイルとしては、酒屋の一角で試飲ができる「角打ち」スタイルに近いですが、そう呼ぶにはもったいない空間です。元々隠れ家カフェだった物件を1棟まるごと購入し、塾と酒屋を併設させたのだとか。
 
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▼北山さんが個人的に集めているという酒器も展示されていました。
 
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▼さて、講義が行われる部屋に移りましょう。さすが、普段は「塾」として使われているだけはあります。
 
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▼一番前の机には、日本酒とテイスティング用のカップが用意されていました。
 
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さて、ここからは講座の様子をダイジェストでご紹介します!
 

前半戦:日本酒講座

実際にテイスティングをする前に、まずは日本酒についてのお勉強を。ということで、前半戦は日本酒の基礎知識についての講義を受けました。
 
▼着席した席には、試飲用のカップと認定講習会公認のテキスト、テイスティングシートなどが用意されていました。
 
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▼北山さんの挨拶が始まりました。この日は、17名の受講者が参加していました。
 
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▼講義開始です!テキストを広げながら、日本酒とはそもそもどうやって造られているのか、米が磨かれ瓶に詰められるまでの工程を順を追って説明していただきました。
 
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▼皆さん真剣に授業を聞いています。もちろん筆者も撮影をしながら必死にメモをとりました。
 
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▼さて、いよいよお待ちかねのテイスティング!
 
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▼テイスティングする時は、①日本酒を口にふくむ、②下向く、③ズルズルとすすって日本酒の味を確かめる、といいんだそう。ちなみに、日本酒を口に含んだ時に下を向くのは、舌先が一番味に敏感だからなんだとか。
 
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▼味わいを5種類に分けて、5段階で評価します。「アマサンウマカラニゲル(甘・酸・旨・辛・苦)」と覚えると覚えやすいと教えていただきました!
 
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後半戦:テイスティング

後半戦は、教室から隣のシュウ・サケ・コーポレーションに移動し、用意された20種類以上の日本酒を飲み比べます。
 
しかも今回は、用意された20種類の中に1点だけ、あえて品質の良くない日本酒が混ぜてあるとのこと。これは、酔っ払ってしまう前に真剣にテイスティングしないと当てられそうありませんね…。しかし、ゲーム感覚で楽しそうです!
 
▼机の上に並べれれた日本酒。
 
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▼先ほど勉強した内容をふまえて、皆さん自由に飲み比べています。
 
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▼こちらは、佐賀県・宗政酒造「純米吟醸酒 MUNEMASA」。日本酒度−15度と非常に甘口の日本酒ですが、個人的には、これが一番好きでした。
 
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▼兵庫県・富久錦酒造「Fu.」。こちらの日本酒は日本酒度が−60度と超甘口のお酒。
 
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▼そしてこちらが、今回の参加者の間で物議が巻き起こった、山形県・朝日川酒造「上級者向食中酒 山吹極 生もと純米無濾過原酒」。
 
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▼「上級者向食中酒」だけあって、物凄いクセの強い日本酒でした!
 
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▼中には、「苦手なタイプのお酒です…。」と言う方がでるくらいインパクトが強かったです。
 
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▼こちらは、青森県・八戸酒類「三戸のどんべり」。今回唯一のにごり酒です。
 
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▼千葉県・木戸泉酒造「特別純米 木戸泉」。
 
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▼最後は、新潟県・北雪酒造「北雪 純米酒」をいただきました。
 
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と、この他にも数種類飲んでみたのですが、古くなった日本酒をついに見つけることができず…。少し勉強したからといって、すぐに味わいを見分けられるようになるはずもなく、まだまだこれからも勉強が必要だなと感じました!
 

まとめ

以上、「日本酒ナビゲーター」講座の模様をお送りしました!
 
そして、受講から約2週間後、手元に待ちに待った「日本酒ナビゲーター 認定証」が届きました!
 
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これで筆者も晴れて「日本酒ナビゲーター」を名乗れるようになりました。
 
北山さんの講義は、さすが塾の講師というだけあって、非常にわかりやすく楽しい講義でした。北山さんが「知ることでもっと日本酒を楽しめる」と話すように、今回の授業をきっかけに日本酒に対する知識欲がふつふつと湧き、どんどん日本酒にのめり込んでいけそうです!
 
これから、日本酒に関わるお仕事を始めるという方、この記事を読んで、私も「日本酒ナビゲーターを取得したい」とお考えの方は、是非各所で行われている「日本酒ナビゲーター」講座を受講してみてはいかがでしょうか?
 
(文・取材・撮影/KURANDスタッフ)

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