今更聞けない日本酒用語!日本酒の「原酒」ってどういう意味? | KURAND(クランド)
鈴木 將央

今更聞けない日本酒用語!日本酒の「原酒」ってどういう意味?

2018/04/17

「ひやおろし」「おりがらみ」「にごり酒」……日本酒のラベルには、そのお酒の味わいを表す表記がなされています。日本酒のラベルに書かれた用語の意味がわかると、日本酒の味わいが、さらにイメージしやすくなりますよね。
 
そこで今回は、そんな日本酒を飲む際の手がかりとなる用語の1つとなる「原酒」について解説します。日本酒だけでなく焼酎などにも使われる「原酒」という用語。いったいどういう意味なのでしょうか?

「原酒」と書かれたお酒とは?

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原酒とは、発酵させ絞ったお酒に、水を加えずに出荷したものを指します。日本酒造りにおいては、水を加えてアルコール度数を調整する「加水」という作業があります。「原酒」はこの「加水」作業を行わない、水を加えられていないお酒のことを指します。そのため一般的に、加水した日本酒がアルコール度数15%前後なのに対し、「原酒」は20%前後と、度数が高くなっています。
 
日本酒のラベルで目にすることが多いのは「原酒」という言葉ですが、「原酒」の言葉と同じ意味のものとして、「無加水」が挙げられます。「無加水」は読んで字のごとく、「水を加えていない」お酒のことを指します。

味わいの特徴

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水を加えないため、味わいが濃厚なのが「原酒」の特徴です。アルコール度数の高さから、飲む人によっては「強い」と感じることもあるかもしれませんが、しっかりとした味わいをその分体感できます。

日本酒には、「加水」と呼ばれる水を加える工程がある!

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ここまで、「原酒」とは日本酒を造る上での「加水」の工程を行わないお酒である、とご紹介してきました。では、実際日本酒を造る工程でこの「加水」にはどんな効果があるのでしょうか。
 
「加水」は、日本酒を造る段階のひとつです。水を加えることによって、日本酒の味わいや香り、度数の調整を行うという目的があります。加える水の裁量は蔵や醸したお酒によってさまざまです。

加水をしない原酒だからこそ!オススメの飲み方

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原酒は、加水の工程を行っていないため、アルコール度数が高くなるのが特徴です。味わいもより強く感じられるため、オススメは、氷を入れてロックで飲んでみることです。氷が溶けて適度にアルコール度数が下がりつつ、しっかりとした味わいは存分に楽しむことができます。また、日本酒のカクテルにしても、その味わいを損なわず、美味しくいただくことができるのも、原酒ならではの魅力だと言えます。

「原酒」の味わいを楽しもう!

水を加えていないため、香りや味わいがよりそのまま感じられる「原酒」。出荷する蔵の方の中には、水を加えないことにより、日本酒が出来たそのままの味を楽しんでほしい、という意図が存在する事もあります。日本酒本来の味わいを楽しんでもらおう、という蔵人の思いが詰まった「原酒」、KURAND SAKE MARKETでも勿論取り揃えておりますので、ぜひ味わってみてくださいね!