鈴木 將央

まさに東の横綱。新潟生まれのポピュラーな酒米「五百万石」について紹介します。

2016/10/02

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こんにちは。KURANDには全国各地の様々な日本酒がありますが、日本酒の原料となるお米「酒米(酒造好適米)」についてはご存知でしょうか?
 
日本酒は、私たちが普段食べている食用米ではなく酒米を使用して造られます。酒米にも種類があり、酒米の特性により日本酒の味わいにも変化が生まれるのです。そこで日本酒の魅力を伝えるKURANDマガジンでは、今後は個性的な酒米についても紹介していきたいと思います。
 
今回はまず、酒米の中でもポピュラーな存在である「五百万石(ごひゃくまんごく)」について紹介します。
 
 

「五百万石」の由来

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五百万石は、昭和32年(1957年)に新潟県で生まれました。昭和13年(1938年)に、新潟県農業試験場長岡本場で「菊水」を母、「新200号」を父とした人工交配によって誕生。新潟県の米生産量が五百万石を突破したことを記念して命名され、今では東北から九州まで幅広く栽培されています。新潟県を代表する酒米として、また日本一の作付け面積(実際に植え付けてる面積)を誇る酒米として、ポピュラーな存在に。白葉枯病に弱いですが、「麹を造りやすく、醪になっても溶けすぎることがない」など加工特性には定評があります。
 
五百万石は、酒米の王様・山田錦と並んで酒米の二大トップとして知られていますね!兵庫の山田錦が西の横綱なら、新潟県の五百万石は東の横綱。業界で2番目に有名な酒米と言っても過言ではないかと思います。
 
 

「五百万石」の生産地

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もともとは新潟県の気候風土に適した栽培特性が特徴なので、主な生産地は新潟県、福井県、富山県、石川県の北陸地方です。ただ上記の通り東北南部から九州北部地帯まで幅広い地域で栽培されています。長い歴史のなかで鍛えられ、品種特性が安定し、酒造特性の優位性が認められてきたのですね。また製造工程の機械化にも適応して、安定した品質を出すことができる品種であったことも、全国に拡大したきっかけにもなったと言われています。
 
このように、五百万石は全国の蔵元から圧倒的な支持率を得ているのです。
 
 

「五百万石」の味わいの特徴

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五百万石で醸した日本酒は、淡麗でスッキリとした味わいに仕上がるのが特徴です。キレが良く、クセのないお酒になります。酒米の王様・山田錦で仕込んだ豊潤な味わいとの違いがわかりやすいですね。新潟県は淡麗辛口の日本酒が特徴とよく言われますが、それには五百万石のような酒米の背景もあるのかと思います。
 
 


いかがでしたでしょうか。名前が「ごひゃくまんごく」とインパクトがありますので、一度聞いたら忘れにくいのも特徴ですよね。たくさんの蔵元に愛されている五百万石は、いまは日本酒業界に欠かせない酒米になっています。
 
KURAND SAKE MARKETでも、五百万石を使用した全国各地の日本酒を取り揃えています。酒米の違いといった、新しい観点からも日本酒の飲み比べを楽しんでみてくださいね。

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