【厳選】お燗をもっと美味しく飲むための裏ワザ8選 | KURAND(クランド)
鈴木 將央

【厳選】お燗をもっと美味しく飲むための裏ワザ8選

2016/11/02

こんにちは。季節はあっという間に冬、一年は本当に早いですね。寒い日も多くなり、お燗が恋しい季節がやってきました。
 
冬と言えば、お燗。季節ごとに合わせた飲み方を楽しめるのも、日本酒の魅力の1つです。日本酒の飲み比べ店「KURAND SAKE MARKET」でも、お燗を楽しむ方が増えてきました。
 
お燗を飲むならば、より美味しく飲みたいですね。そこで今回はお燗をする際にもっと楽しめる、少し変わった裏ワザを8つ紹介します。
 
 

まずはお燗の種類について

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お燗には様々な種類があるのはご存知でしょうか?日本酒には、それぞれ美味しい温度が存在するのです。これを飲用温度といいます。これもまた日本酒の風情の一つですね。
 

温度帯 名称
55度以上 飛びきり燗(とびきりかん)
50度 熱燗(あつ燗)
45度 上燗(じょうかん)
40度 ぬる燗
35度 人肌燗(ひとはだかん)
30度 日向燗(ひなたかん)
20度 冷や
15度 涼冷え(すずひえ)
10度 花冷え(はなびえ)
5度 雪冷え(ゆきひえ)
0度 みぞれ酒

お燗の度合いというのは、お猪口に注いだときの温度のこと。お猪口に注ぐと空気に触れるため、少しだけ冷めてしまいます。そのため、希望の温度帯がある場合は、それより少し熱めにお燗してみてくださいね。
 
一般的にお燗にして美味しい日本酒は、どっしりとした旨みのあるタイプが向いています。「生酛」「山廃」などを含む純米酒系の日本酒は、お燗にしたときに炊きたてご飯のような香りがして、旨みが柔らかくなり、心地よく飲めます。
 
 

お燗の方法は大きく3つ

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お燗の方法は、大きく3つあります。ここでは簡単に3つの方法を紹介します。

湯煎でお燗する

お鍋または酒燗器のお湯に、徳利やちろりを入れて、ゆっくり日本酒を温める方法です。ご自宅でやる際は少々手間はかかりますが、熱がじんわりと日本酒に伝わるので、まろやかな味わいを楽しむことができるのでおすすめです。KURANDでは酒燗器、ちろり、徳利を用意しています。
 

電子レンジでお燗する

ご自宅でも気軽にできるお燗方法です。徳利の首の部分まで日本酒を注がないよう気をつけてください。ただ、徳利の上下で温度差が出てムラが生まれてしまうこともありますのでお気をつけください。
 

直火でお燗する

お鍋に直接、日本酒を入れて温める方法です。強火で約30秒くらい。ただし沸騰に気をつけてください。沸騰すると、アルコールが気化して分離することがあります。日本酒を急激に温めることになるので短時間でできますが、風味のバランスを崩す恐れがあり、あまりおすすめはしません。
 
ちなみに、お燗にすることで風味がアップする日本酒のことを「燗あがり」と言います。
 
 

お燗の裏ワザを紹介

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それではお燗した日本酒の種類、お燗方法をお伝えしたところで、お燗をさらに美味しくする裏ワザを紹介します。
 

湯煎の途中で一度引き上げる

これは徳利で湯煎する場合。最初に約1分ほど湯煎につけた後、一度お湯から30〜40秒ほど引き上げます。これにより徳利の内側に熱がゆっくり伝わるのを待つのです。その後に再度温めることで、風味が引き立ち、まろやかなお燗になります。
 

徳利にお猪口をかぶせて湯煎する

徳利で湯煎する場合です。お猪口をかぶせるのは、香りを飛ばさないようにすること、そしてお猪口そのものを温めるのが目的です。お猪口を温めておくことで、お燗した日本酒の温度を下げるのを少しだけ防いでくれます。これにより、お燗ならではの風味を保つことができます。香りを飛ばさないために、お猪口の変わりにラップやアルミホイルでもOKです。
 

割り箸を入れて温める

電子レンジで温める場合です。徳利、コップのなかに割り箸を入れて温めることで、熱の回り方が変化して、ムラがなくなります。途中で少し混ぜると、さらに温度が均一化されます。また木の香りが日本酒につくことで、また違った香りを楽しむことができます。
 

温めた後に「水につける」

電子レンジまたは湯煎で日本酒を温めた後、日本酒の入った徳利やちろりを、約5秒ほぼ水につけます。あえて冷やす行為です。これにより日本酒の味わいが落ち着き、まろみが生まれて美味しくなります。
 

徳利を移し替える

あえて2本の徳利を用意して、片方に日本酒を注ぎ、片方は空にしておきます。そして同時に両方とも電子レンジまたは湯煎で温め、両方を取り出して、日本酒を空の徳利に移し替えます。これにより日本酒が攪拌され、ムラのないお燗ができます。ちろりでもできますので、試してみてください。
 

アルミホイルを使う

電子レンジで温めるときは、アルミホイルを使います。これは日本酒造組合中央会でも紹介してる裏ワザでです。徳利のように頭が細くて、体が太い容器の場合、細い部分と太い部分で日本酒の温度に差が出ることがあります。ここでアルミホイルを被せることで、上から下までムラなく温めることができます。詳しくは日本酒造組合中央会の公式HPをご覧ください。
 

水で割ってお燗する

これは特に原酒をお燗するときにおすすめです。徳利やちろりに水を少し入れ、その上から日本酒を入れてお燗します。まろみが生まれ、香りも引き立ちます。アルコール度数、濃度も調整できるので、自分好みの味わいで飲めますよ。ただし水の入れすぎには注意してください。
 

レモンまたは柚子を入れる

お猪口やコップに、レモンや柚子など柑橘類を一滴搾って入れておく方法です。そこに温めた日本酒を注ぐと、レモンや柚子の風味がふわりと引き立ち、また違った味わいを楽しむことができます。こちらも入れすぎには注意してください。個人的なおすすめはレモンです。
 
以上、お燗の裏ワザについていかがでしたでしょうか。もちろんここで紹介したのは一部です。他にも、人それぞれ独自の美味しい飲み方があるかと思います。色々試して、自分なりに美味しいお燗の方法を見つけてみてくださいね。
 
 

熱燗を楽しむアイテムの紹介

最後に補足まで、熱燗をより楽しむためのアイテムを紹介します。Amazonで気軽に購入できますので、ぜひ「KURAND SAKE MARKET」持ってきて楽しんでくださいね。
 

前川金属工業 アルミ 酒タンポ

見た目は普通のちろりですが、このちろりの凄いのは温まるスピードが早いこと。熱伝導性がいいアルミを使用しているため、普通のちろりより早く温めることができます。少ない量のお燗もでき、洗うのも楽なのでおすすめです。キャンプなどのアウトドアにも使えますよ。
 

キャンプで熱燗が飲みたいと旦那さんのリクエストで購入しました。酒たんぽ と言う名前が付いて居るとは知らなく勉強になりました。雰囲気もあり、旦那さんも大満足です。 出典:Amazon:

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酒かん計

日本酒専用の温度計です。温度だけでなく「あつかん」「のみごろ」「ぬるい」など表記してあるので、一目で簡単にわかるのが特徴です。徳利にひっかかる計上で、裏側にはちろり用のフックもついてます。
 

色んなタイプがあるけど、目盛が見やすいです。イラストもかわいい。 出典:Amazon

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片力商事 日本酒計

もっと細かい温度帯で楽しみたい通な方は、少し高いですがこちらの日本酒計がおすすめです。先ほど説明した「雪冷え」〜「飛び切り燗」まで、細かく表記されています。個人的にはこちらを愛用していて、様々な温度で日本酒を楽しんでいます。
 
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保温器付き酒器

こちらは保温しながら飲める保温器付き酒器です。飲食店で見たことある方もいるかもしれません。徳利に徳利を入れるように、徳利自体をお湯で温め続けてくれます。冷やの日本酒を温める酒燗機として、お燗の日本酒を保温する保温器として、どちらでも大活躍な酒器です。
 

結構長く 暖かくチビチビいけます。楽しいですよ。熱いお湯を入れるだけで テーブルで熱燗が出来ます。いいものを見つけたと思っています。 出典:Amazon

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以上、お燗についていかがでしたでしょうか。
 
これから寒くなる季節で、お燗が益々美味しくなります。「KURAND SAKE MARKET」では、酒器またはご自分の日本酒アイテムの持ち込みができますし、店内には徳利、酒燗機、酒かん計、電子レンジも用意しています。セルフスタイルなので、裏ワザを試したり、お好みの温度帯で楽しく飲めますよ。
 
寒い冬だからこそ、お燗でより楽しい日本酒ライフをお過ごしください。季節の変わり目なので、体調には気をつけてくださいね。