鈴木 將央

あの「酒を売る犬 酒を造る猫」の仕込みも体験!?宝山酒造酒造り体験レポート

2017/08/14

新規お申込み残り19

「自分で造ったお酒が、家に届く、店舗で飲める」をコンセプトにしたプロジェクト「KURAND酒造り体験ツアー2017」の第四弾「宝山酒造酒造り体験2017」を、2017年4月1日(土)に、新潟・宝山酒造で実施しました。今回はその酒造り体験の様子をお伝えしたいと思います!
 
第一回の様子はコチラから
第二回の様子はコチラから
第三回の様子はコチラから
 
まずは、「KURAND酒造り体験ツアー2017」とはどんなプロジェクトなのか、今回の「宝山酒造酒造り体験2017」の概要から紹介しましょう。

「KURAND酒造り体験ツアー2017」とは?

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「KURAND酒造り体験ツアー2017」とは、秋に米の収穫体験、冬には秋に収穫した米を使用した酒造り体験など、通年を通した体験プログラムの一貫として実施するプロジェクトです。
 
実際に田植え・収穫・酒造りを行う「体験」を通じ、自分たちの手で「新しい日本酒造り」に携わることで、日本酒の新しい価値を創造していただけます。

また、KURANDでは今後、米作りは地元の農家から、酒造りは蔵元から、こうした日本酒で繋がる地元の方々との交流を通して、地方の魅力も発信していきたいと考えています!
 
「KURAND酒造り体験ツアー2017」の詳細はコチラ

「宝山酒造酒造り体験2017」とは?


「酒を売る犬 酒を造る猫」で注目の新潟・宝山酒造で、日本酒造りの重要な過程の、麹造りや醪仕込みなど、日本酒好き必見の酒造り体験ができるツアーです。
 
酒処新潟の風情あふれる酒蔵で、なかなかできない貴重な酒造り体験を行いました。
 
「宝山酒造酒造り体験2017」の詳細はコチラ

宝山酒造とは?


宝山酒造は、明治18年創業の新潟の小さな酒蔵です。大量生産はせず、杜氏始め三人の蔵人が冬場極寒の越後の地で、一冬楽しく人の和をモットーに一滴一滴を大切に醸しています。
 
新潟県が開発した吟醸米「越淡麗」を、蔵の裏の田んぼで社員が栽培しています。今年の仕込みより、県外の酒蔵で造りの修行を終えた若き次期5代目の渡辺桂太氏が蔵の仕込みに入り、78歳の青柳杜氏の技を継承します。

酒造り体験レポート

爽やかな朝。宝山酒造に集合!


酒造りは朝早くから始めるイメージが強いですが、今回は9:00に集合です。(蔵人さんはもっと早くに集合されていました!)
 
今回酒造り体験をさせていただいた宝山酒造さんは、最寄り駅の岩室駅から車やバスで約10分ほど。すっと澄んだ空気の気持ち良いところでした。


今回は、2名の参加者の方と2名のKURANDスタッフが、宝山酒造の杜氏・渡邉さん、営業・若松さんのお二方に酒造りを教えていただきます。
 
当日の大まかな説明を受け、早速作業開始。よろしくお願いします!

「三段仕込み」の留仕込みを体験!


醪を作る時には、添仕込(そえじこみ)、仲仕込(なかじこみ)、留仕込(とめじこみ)と3度に分け、水・麹・蒸し米をタンクに入れていきます。(「三段仕込み」と言います。)今回はじめの作業は、この留仕込。


こちらは前日から冷却されていた仕込水。

この仕込水を写真中央に写る、シルバーの装置で濾過し、繋がれたホースで仕込みタンクに流します。ちなみにこちらの仕込水の温度は、酵母の動きを考慮し温度を決めているそうですよ。


さて、場所はタンク室へ。仲仕込を終えたタンクには、先ほど濾過した仕込水が。
 
ちなみにこのタンクのお酒、宝山酒造の2人(渡邉さん、若松さん)のストーリーを犬と猫のキャラで描いたラベルが、KURANDでも大人気の日本酒「酒を売る犬 酒を造る猫」の、今年バージョンの仕込み中でした。
 
「酒を売る犬 酒を造る猫」詳細はコチラ


その「酒を売る犬 酒を造る猫」のタンクに「出麹」を入れるため、上に移動し…。


用意していただいていた「出麹」を入れていきます。この作業を「水麹」と言います。


これが結構重い!慎重に2人で持ち上げ、入れていきます。

一旦別の作業へ…。蔵にはかならずある◯◯にお祈り。

さて、いったん留仕込は終了です。次の作業まで少し時間があるので、蔵の2階を見学させていただきました。


昔使用していたと言う「麹蓋」など、いろんな用具がありました。


どの酒蔵にもあるであろう神棚には、


「お酒の神様、美味しいお酒ができますように!」と皆で手を合わせました。

なんだかいい匂い!米が蒸しあがりました


そうしていると、なんだか辺りに蒸したお米のいい香りが。どうやら酒米が蒸しあがったようで、いい香りとともに蒸気が辺り一面に。


こちらは宝山酒造人気の一本「甘酒」の種麹となる、蒸米。


蒸米は一旦放冷機に入れられ、適温に冷却されます。出てきた蒸米に、杜氏の青柳氏が「もやし」を振りかけ、



持ち運び用の容器へ移します。


これをよっこらせと麹室へ運びます。



何度も往復し、全て運び終えたら布で全体を包みます。これは温度と水分量を調整するため。

再び「留仕込」の作業へ!

さて、作業が前後しますが、再び「酒を売る犬 酒を造る猫」の留仕込の作業に戻ります。
 

お次は留仕込み用の蒸米が、放冷機から出てきました。


手でほぐされた蒸米は、


写真右下のホースで、先ほど仕込み水と出麹を投入したタンクへ運ばれていきます。


蒸米が次々と入るので、醪をかき混ぜる(麹の働きを助けてあげる)「櫂入れ」という作業をします。蒸米を入れてすぐだとお米が溶けていないため、硬くて力がいる、見た目よりも難しい「櫂入れ」。


交代交代で「櫂入れ」を行い、温度を計ってみると…なんとどの位置もだいたい均一な温度となっていました。「櫂入れ」がうまく出来たと言うことだそう。


腕の疲れる作業でしたが、これには参加者のお二人もにっこり。「酒を売る犬 酒を造る猫」の出来上がりが楽しみですね!

ぐっと力を込めて!引き込み


さて、「櫂入れ」の次は再び甘酒用の蒸米(種麹)が眠っている麹室へ。よく手を洗って入りましょう。


ここからは、先ほど寝かせておいた蒸米を引き込む作業に入ります。


布をとり、種麹が混ざるようにぐっと押しながら広げていきます。


全体に広げたら温度を計り、目標の温度となったので再び一点にまとめます。


蒸し暑い麹室で、ぐぐぐっと力を必要とする作業をこなすのは大変!


そして布をかけて、また温度を保ちます。麹は温度管理がとても重要なんですね。蒸し暑い麹室でしたが、貴重な体験をすることができました。

分析室の見学、そして案外難しいフィルター作り体験!

さて、突然ですが皆さんは、分析室ってご存知でしょうか?
 

 
こちらは宝山酒造にある分析室。ビーカーやフラスコ、様々な機器が並び、まるで実験室のような場所です。こちらも作業の合間に見学させていただきました!
 

分析室では、醪のアルコール度や日本酒度・エキス分、清酒の乳酸、コハク酸、リンゴ酸、アミノ酸の分析などをおこなうそうです。
 

その分析(醪の濾過)の際に使用する、フィルターの作成も体験!
 

慣れた手つきでさっとフィルターを折る渡邊さん。キレイに折れれば、この様にじょうご(ろうと)にすっぽりとはまります。
 

折り方を教えていただきながら皆で挑戦しましたが、これが意外と難しい!
 

ひだが多かったり少なかったり、一発目では成功できませんでした…。渡邉さん、若松さんは慣れているので、テレビを見ながらでもできちゃうとか。
 
酒造りというと、タンク室や麹室での作業風景をイメージすることが多いですが、こういった分析も美味しいお酒造りには大切なのですね。

酒造り体験の最後に…宝山酒造の看板猫「ミー太」さんにご対面!

さて、酒造り体験の最後には、宝山酒造のお座敷で、宝山酒造の看板猫であり「酒を売る犬 酒を造る猫」の猫のモデルともなった、ミー太さんにご対面!
 

か…かわいい。
 

とっても人懐っこく、初対面でも仲良し。
 

ミー太さんはもともとは野良猫でしたが、たまに蔵に遊びにくるときに餌をあげていたところ、そのまま宝山酒造に住み着いてしまったそう。それからかれこれ7〜8年。いまではわざわざミー太さんに会いに来る人もいるんだとか。
 
酒造りの最後に癒やしをありがとうございました♪宝山酒造の酒造りを見学したい、ミー太さんに会いたい!という方は、下記ページから申し込んでみてくださいね。
 
宝山酒造公式HPはコチラ

おわりに

以上、「KURAND酒造り体験ツアー2017」の第四弾「宝山酒造酒造り体験2017」のレポートでした。非常に貴重な体験ができた1日でした。
 
こんなに楽しく本格的な酒造り体験ができたのも、宝山酒造の皆さんのおかげです。本当にありがとうございました!
 
KURANDでは今後も現場に近い酒造り体験ができるツアーの企画を予定しています。実施が決定次第、ホームページやSNSでお知らせしますので、是非チェックしてみてくださいね。それでは、また次回!

おまけ

今回、残念ながら参加者の方の都合が合わず、予定していた親睦会がなかったので…。酒造り体験の前夜に開催した、宝山酒造のお二人とKURANDスタッフの宴会の様子をお届け!
 
研究熱心なお二人とともにいろんな日本酒を飲み比べたり、酒造りに対する熱い思いをお聞きしたりと、あっという間の楽しいひと時でした。
 
お二人とお話すると、「酒を売る犬 酒を造る猫」のラベルキャラクターがいかに本人にそっくりか、わかっていただけるかと思います。皆さんもイベントなどの機会があればぜひ、気さくなお二人なのでお話してみてくださいね。

直営店舗一覧

ランキング

新潟
1

酒を売る犬 酒を造る猫 純米吟醸酒

宝山酒造の5代目蔵元・渡邊氏が酒造りの修行から蔵に戻って初めて醸した新ブランドです。

福島
2

理系兄弟 純米吟醸

日本一理系な兄弟蔵元が、綿密な酒質設計をもとに造った究極の食中酒です。

兵庫
3

Rice Wine Te-hajime

最初の一杯目に飲んでもらいたい、食前酒としておすすめの日本酒です。

埼玉
4

鈴木 彩のかがやき 2017

醸造家・鈴木隆広氏が人生初めて伝統的な製法「生酛造り(きもとづくり)」に挑戦した日本酒です。

岐阜
5

29 純米吟醸 無濾過原酒

肉と合わせても味が同調し合うよう、搾った後に短期間瓶内熟成させ、味わいを調整しました。

埼玉
6

酒くらい甘くたっていいじゃない 世知辛い世の中だもの 夏 純米吟醸

甘口の日本酒に対する酒蔵のひとつの思いから生まれた、オール埼玉県産の日本酒です。

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