鈴木 將央

元蔵人スタッフが「TAIHAKU」をテイスティング!味わいや楽しみ方を徹底解説

2018/10/29

皆さんこんにちは。
 
私たちKURANDは、「どんな人が、どんな思いで醸した日本酒かを知って飲む。するとお酒はもっと美味しくなる。」そう信じています。これは私たちKURANDが大切にしてるコンセプトでもあり、これから日本酒を飲む方々に伝わって欲しいと思っていることです。
 
日本酒の「物語(ストーリー)を飲む」とは?
 
今回は、KURAND SAKE MARKETでも大人気な、KURANDと、青森県・尾崎酒造が共同で企画・開発した、「TAIHAKU」をご紹介します!
 
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「TAIHAKU」ってどんなお酒?

「TAIHAKU」は、仕込み水に世界遺産「白神山地」の湧き水を使用し、銘柄の由来でもある白麹造りが醸すミントを思わせる香りと、すっきりとした清涼感のある味わいが特徴のオール青森産の日本酒です。

また、様々にポジティブなメッセージを発信する「白」 を用いた「大白」という言葉には大きな盃(さかずき)という意味があります。祝い事に盃を挙げるように、特別な日本酒として愛される一本になって欲しいという想いが「TAIHAKU」には込められています。

商品スペックですが、「TAIHAKU」は、青森県産の酒造好適米「華想い」を原料に使用されています。このお米は酒米の王様の「山田錦」と青森県オリジナル酒造好適米である「華吹雪」の交配によって生まれた高品質の酒米です。

お米の精米歩合は60%で醸造アルコールを使用しない純米吟醸酒です。

「TAIHAKU」の特徴は白麹を使用していることで、クエン酸の生成により、多酸になるのが特徴です。酒質を見てみると、アルコール度数15.3%、日本酒度-1.2、酸度2.6、アミノ酸1.2で、白麹の特徴が反映されてますね。低いアルコール度数と白麹のクエン酸によってさわやかに飲めそうです。
 

「TAIHAKU」の味わいについて

色は黄色味がかっており、明るく張りがあります。粘度はややあり。香りはツンとした草木のような爽やさが特徴です。白麹でしか感じられないミントのようなフレッシュな上立ち香があります。

口当たりは柔らかく、爽やかな酸味が口中に広がります。バランスがよいのでアルコール感をあまり感じません。食前酒、食中酒のどちらでもお楽しみいただける日本酒です。

「TAIHAKU」はどんな温度帯がおすすめ?

5℃(雪冷え) 穏やかな香り。フレッシュな甘味を感じ、キリッとした後味に。
10℃(花冷え)★ 甘味・旨味共に感じられるが、後味のキレが落ち着く。
15℃(涼冷え)★ 米の旨味が際立ち、キレというより旨味の余韻が残ってくる。
20℃(冷や)★ 米の旨味がじわ〜っと広がる感覚。若干酸の方が勝っているかも。
30℃(日向燗)★ 米の香りが感じられるようになってくる。甘味はそんなに感じられない。
35℃(人肌燗) 穏やかな味わい。可もなく不可もなくといったところ。
40℃(ぬる燗) 全体は柔らかいが、立ってきた酸からピリピリする刺激を感じる。
45℃(上燗)★ なかなか酸が目立ってくる。若干酸っぱいかも。
50℃(熱燗)★ 米の香りが強い。まろやかな甘味が出てくる。
55℃(とびきり燗) 酸が落ち着き、甘味・旨味が強く感じられる。

花冷えの温度帯で飲んでいただきたいですが、45度くらいの上燗で酸味の広がりを感じていただけると味わいの幅広さが分かるかもしれません。

※★は特にオススメの温度帯です。

「TAIHAKU」と料理のマリアージュについて

「TAIHAKU」とペアリングするなら洋風の料理が良いですね。特に、生ハムのサラダやアスパラガスのベーコン巻きなど、食べはじめの前菜や軽く食べられる料理との相性が抜群です。白麹の爽やかな酸味は料理に寄り添うことができるので、さまざまな食事シーンで活躍する日本酒です。

「TAIHAKU」の総評(まとめ)

世界遺産「白神山地」の湧き水と、白麹造りによって醸された「TAIHAKU」は乾杯酒、食中酒などさまざまなシーンで飲んでいただきたい一本です。また、冷酒だけでなく上燗、熱燗など幅広い温度帯でも白麹の酸味の違いがでるので、そこも楽しむポイントだと思います。日本酒の楽しみ方をまた一つ増やしてくれた、そんな日本酒です。ぜひ、飲んでみてください。

「TAIHAKU」の詳細はコチラ

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