鈴木 將央

酒屋や蔵元前にぶら下がっている杉の玉、、なんて呼ぶか知ってますか?

2014/05/29

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こんにちは。
突然ですが、皆さんは酒屋さんや蔵元さんの軒先に丸い緑の玉がぶら下がっているのを見かけたことはありませんか?今ではあまり見なくなったかもしれませんが、地方の酒蔵に行くとよく飾ってあるかと思います。
 
今回はこの丸い緑の玉がいったい何なのかについてご紹介していきましょう。
 
 

目次

 
 

丸い緑の玉、、その名は杉玉

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丸い緑の玉、、名前は杉玉(すぎたま)または酒林(さかばやし)と呼びます。その名の通りスギの葉(穂先)を集めてボール状にしたものです。
 

杉玉の役割

日本酒の造り酒屋などの軒先に緑の杉玉を吊すことで、新酒が出来たことを知らせる役割を果たしています。吊るされたばかりの杉玉はまだ杉の葉の青々しさが残っていますが、やがて枯れて茶色がかってきます。この色の変化がまた人々に、新酒の熟成の具合を伝えるのです。
 
他にもスギの葉は酒の腐敗をなおすからスギの葉をつるすという説もあります。。
 

杉玉の起源

杉玉の起源は、奈良県桜井市の酒神大神神社の三輪山のスギにあやかったものとされています。大神神社は三輪山全体がご神体で、三輪山の杉の木を神木としていたことから、大物主大神のご神威が宿る杉の葉を束ねて酒屋の軒先に吊したのが始まりです。当初は「酒箒(さかぼうき)」や「酒旗(さかばた)」江戸中期には鼓のように束ねた杉の葉を「酒林(さかばやし)」呼び、軒先にかけて酒屋の看板としていました。
 
現在のような球状になったのは江戸後期になってからのことのようです。
 
ちなみにあの一休さんのモデルとなった一休宗純の詠んだ「極楽は何処の里と思ひしに杉葉立てたる又六が門」句は杉玉をうたったものとされています。
 
 

杉玉はどうやって作られる?

あの丸い杉玉がどのようにして造られているかご紹介します。いくつか作り方は存在するのですが、一番ベーシックな方法をご紹介します。
 

STEP1:芯を作る

まずは針金で芯となる球(できあがりの半分ぐらいの大きさ)を作ります。
 

STEP2:杉の葉を差し込む

杉の葉を芯に差し込んでいきます。新鮮な葉を使い、下から順に隙間ができないように、1本、1本しっかり挿し込みます。
 

STEP3:杉の葉を剪定する

最後に杉の葉を丸く剪定し完成です。おおまかに丸くカットし、徐々に丸く形を整えていきます。
 
 

杉玉づくりが体験できる「杉玉道場」

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杉の町と呼ばれるほどの杉が特産地である鳥取県八頭郡智頭町では本格的な杉玉作りを体験できる「杉玉道場」が存在します。他にも杉の葉アートの体験などもできるのでご興味のある方は是非。
 

杉玉道場概要

所在地 〒689-1402 鳥取県八頭郡智頭町智頭
アクセス JR智頭駅から徒歩10分/JR鳥取駅から車で約50分/
鳥取自動車道「智頭IC」から国道53号線を智頭東・約5分
営業時間 9:00~17:00
所要時間 【体験】半日~(要予約)
料金 直径18cm~ 【体験】5,000円~ 【販売】5,000円~
定休日 年末年始(12月25日~1月6日)
TEL/FAX 0858-75-0452/0858-75-0452
公式サイト http://www.hyoito.net/

 
 
杉玉についていかがでしたでしょうか。
蔵訪問などにでかけるほどの酒好きの方であれば見かけたことも多いのではないでしょうか。こういった伝統もまた日本酒の奥深さを感じさせますね。
 
 

 
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