
お祝いごとの際には是非知っておきたい!「鏡開き」の豆知識
2019/01/11
こんにちは。
皆さんは「鏡開き」という言葉をご存知ですか?正月にお供えした鏡餅を割って食べたり、お祝いごとの際に酒樽を割ったりすることなのですが、今回はそんな鏡開きについて詳しくご紹介していきます。
目次
鏡開きとは
「鏡開き」とはもともと、元来、新年の仕事・行事初めの儀式の一つで、正月11日に鏡餅を割って食べるという習慣のことを指します。今でも年の始めに鏡餅を供え、正月の行事として一般的に行われていますね。
この鏡開きとは別で、酒樽の蓋を開く神事も「鏡開き」と呼びます。酒屋では、酒樽の上蓋のことを鏡と呼んでおり、神酒が樽で供えられた時には樽の鏡を開いて酒を振る舞います。
新たな出発や区切りに際し、健康や幸福などを祈願しその成就を願うということですね。結婚式やパーティなどの祝宴で樽酒を開けることも多いです。
鏡開きに必要なもの
鏡開きにはどんなものが必要なのでしょうか。鏡開きの際に用意すべきものをご紹介します。
酒樽
鏡開きに使う酒樽。主に一斗(18リットル)樽が使用されます。日本酒に杉の木の香りが溶けこんで、変わった風味を感じることができます。
大きめのカッター
樽を縛っている縄を切るために使用します。
槌・締木
樽の上部についているタガ(竹)を外すために使用します。
バールまたはくぎ抜き
蓋を開ける際に使用します。
鏡開きの際に抑えておくべきポイント
最後に鏡開きの際に抑えておくべきポイントをいくつかご紹介します。
鏡開きは2パターンある
鏡開きには槌で蓋を豪快に叩き割るパターンと、釘抜きやバールなどで蓋をゆっくりと開けるパターンの2つが存在します。めでたい席では豪快に叩き割るというイメージが強いかもしれませんが、槌で蓋を叩き割る場合は中身のお酒が飛び散りますので注意しましょう。
「鏡割り」ではなく「鏡開き」
「鏡開き」をよく蓋を叩き割るという動作から「鏡割り」と呼ぶ方が多いですが、めでたい席で「割る」という言葉は縁起が悪いので、しっかり「鏡開き」という言葉を使うようにしましょう。
開封後はお早めに
樽酒は基本的に生詰の日本酒なので樽を開けた後は早めに飲んでください。余った日本酒は樽の下部に「呑口」と呼ばれる注ぎ口を付けて取り出すことができるので、瓶に入れ替えて保存すると良いでしょう。
まとめ
「鏡開き」の豆知識についていかがでしたでしょうか。鏡開きの際も正しい知識を身につけて楽しい日本酒ライフを過ごしてくださいね。
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