
最近よく聞く「クラフトビール」ってなに?ビールは苦手なあなたも好みの一杯が見つかるかも!
2020/07/31
最近、街のおしゃれなレストランやパブ、コンビニでもよく見かける、ちょっと変わった「クラフトビール」と呼ばれているビールたち。
ビールは好きだけど、クラフトビールってなに?と思われている方も実は多いのではないでしょうか。
知れば知るほど、魅力があふれる「クラフトビール」の世界を簡単に解説しちゃいます!
「クラフトビール」とは?
実はさまざまな定義があり、特に日本でははっきりとした分類がされていない「クラフトビール」。わかりやすくご紹介すると、小規模な醸造所(=ブルワリー)でつくられた、多様性のある個性的なビールのことです。
国内におけるクラフトビールの歴史は約25年とまだ浅いものの、「地ビール」に代表されるように地域ごとにこだわりを持ってつくられたビールがたくさんあります。その品質や醸造技術のレベルの高さは、国際的にも認められつつあり、まだまだこれからの発展が期待されています。
あなたは答えられる?「地ビールとクラフトビールの違い」 リンク先:nomoo
小さなブルワリーの、こだわりの詰まった一杯!
KURANDが考える「クラフトビール」とは、小さなブルワリーで、造り手(=クラフトマン)が精魂をこめてつくられた、こだわりのつまったビールです。全国的には知られていなくても、こだわりと情熱を持ち、丹精込めてすべてを手造りしている醸造所。試行錯誤を重ね、やっと求めている香りや味わいにたどり着いたお酒。KURANDはそんな酒造りのストーリーを、お酒とともにお客さまに提供することをミッションとしています。
日本のクラフトビールを守りたい~今、酒屋としてできること~
新型コロナウイルスの影響で今、お酒の生産者は大きな困難に直面しています。売り上げの大半を占める卸先の飲食店の営業が自粛されたり、時短営業のためお酒の消費が大きく落ち込んでいるからです。
クラフトビール業界においても、厳しい状況に変わりはありません。クラフトビールを造っている小さなブルワリーの場合、コロナ以前は利益率の高い樽の出荷が売り上げの大半を占めていたという背景があります。毎年大量の樽を出荷し大きな利益が期待できていたビールイベントが中止になったり、樽の卸先であるビアバー・レストランなどもほとんどが休業中というのが現状です。そもそも小規模で運営し、少ない生産量でも様々な種類を揃えているのが魅力の一つというビジネスモデルのため、海外ではブルワリーの倒産や事業規模縮小といった動きが出てきており、日本においても同様に業界の存続が危ぶまれています。
そんな中でこれからの日本のクラフトビールを守っていくために、全国各地の小さなブルワリーのクラフトビールの本来の魅力やおいしさを伝え、少しでも多くのお客さまの元へお届けすることが、今、酒屋として私たちにできることと考えています。
おすすめのKURANDクラフトビール
クラフトビール①:下町クラフト(シタマチクラフト)
■下町ビール職人の技が光る こだわりのクラフトビール
モノづくりの街・東京「徒蔵(カチクラ)」エリアの下町ブルワリーから生まれた、職人こだわりのクラフトビールです。ホップの効いた濃厚なパイナップルアロマをお楽しみください。
クラフトビール②:柏ヤングマン(カシワヤングマン)
■ヤングタウン「柏」で生まれた エッジの効いた個性派ビア
若者が集まる最新カルチャーの街で生まれた濃厚な個性派ビールです。複数のアロマホップを用いることで、まるで熟したライチのような華やかな香りと力強い味わいを引き出しました。
クラフトビール③:犬山ジョー(イヌヤマジョー)
■犬山城とビール愛する 彼の名前は「犬山ジョー」
愛知県犬山市のブルワリーがつくる、日本人好みのマイルドな小麦の味わいと滑らかな泡立ちが特徴のクラフトビールです。みんなの日常をちょっと楽しくしてくれる、暮らしにゆったりと寄り添うビールです。
まとめ
いかがでしたか?ブルワリーのクラフトマンたちの、こだわりがつまったクラフトビール。今後もマガジンで造り方や種類など解説していきたいと思います。多種多様な香りや味わいがありますので、みなさんも見かけたらぜひ、飲み比べしてみて、お好みの一杯を見つけてみてくださいね。