
濃厚な味わいにバターのコクをプラスした「からすみバター餅」
2022/06/17
おうち飲みをさらに充実させてくれるおつまみレシピ。
今回は、濃厚な味わいにバターのコクをプラスした「からすみバター餅」のレシピです。
「からすみバター餅」
<材料> 2人分
切餅 2個
からすみ 20g
バター 10g
<作り方>【調理時間:約10分】
①切餅を耐熱皿に置き、水を軽くふり、レンジに30秒~1分ほどかけ、柔らかくする。②①をラップで広げ、薄皮をむいて薄切りにしたからすみを乗せる。
③②を包み、網で焼き色がつくまで焼く。
④皿に盛り、バターを乗せ、からすみを削ってかける。
からすみの濃厚で芳醇な味わいを柔らかい餅で包み込み、バターのコクをプラスした1皿です。
「からすみバター餅」に合わせるなら?
【醸鹿】
蔵に湧き出る天然水で醸す、洗練されたスッキリ爽やかな味わいの純米吟醸酒です。
凛とした酸味、品のある香り、なめらかな味わいが三位一体となり、上品で心地の良い飲み口に仕上がっています。【ペアリングのポイント】
富山県黒部市の生地(いくじ)地区は、黒部川が日本海に流れ込む扇状地にある港町。もともと水が豊かなことで有名な場所で、湧水が点在する漁師町です。
生地ではこの湧水のことを「清水(しょうず)」と呼び、昔から生活に欠かせない資源として重宝してきました。
そんな生地地区にある皇国晴酒造の敷地には、日本名水百選にも選ばれた湧水が豊富にあり、美しく清らかで美味しい水を原料に酒造りをしています。
『醸鹿』に合わせる料理はからすみと餅の組み合わせ。からすみの濃厚で芳醇な味わいを柔らかい餅で包み込み、バターのコクをプラス。塩気の強いからすみも『醸鹿』でまろやかになるでしょう。
レシピ考案:山村まゆみ
酒匠、料理研究家。1年365日酒を呑み続ける驚胃の持ち主。酒ライターでもあり、全国各地の酒蔵を訪ね、日本酒の普及に力を注いでいる。
ブログ「スバラ式生活」http://blog.goo.ne.jp/subarasikiseikatu