
会津名物こづゆ風「里芋のすだち風味」
2022/07/19
おうち飲みをさらに充実させてくれるおつまみレシピ。
今回は、会津名物こづゆ風「里芋のすだち風味」のレシピです。
① 里芋、にんじんは一口大に、糸こんにゃくは食べやすい長さに切る。下ゆでしておく。
②戻し汁に水を加えて3カップにし、ホタテ缶を汁ごと、薄切りにした椎茸と①を加えてさっと煮、*と塩で味を調える。
③ 最後に手毬麩を加え、器に盛って薄切りの柑橘を添える。
優しい味わいの会津の郷土料理です。
【ペアリングのポイント】
今回は、会津名物こづゆ風「里芋のすだち風味」のレシピです。
「里芋のすだち風味」
<材料> 4人分帆立貝柱缶 1缶
干し椎茸(水で戻しておく) 2個
里芋 4個
にんじん 1/2本
糸こんにゃく 1袋
手毬麩 8個
すだち(またはカボスなどの柑橘類) 適量
*薄口醤油 大さじ2
*酒 大さじ2
塩 適量
① 里芋、にんじんは一口大に、糸こんにゃくは食べやすい長さに切る。下ゆでしておく。




会津名物こづゆ風「里芋のすだち風味」に合わせるなら?
【早乙女会津】
米どころ福島県の会津の酒蔵・豊國酒造が醸す会津の地酒。
酒蔵のある会津坂下町(あいづばんげまち)で古くから踊られる、五穀豊穣を願う舞「早乙女踊り」をモチーフにしたデザインが会津らしさを演出します。

りんごやパイナップル系とバナナやメロン系の香りが同居していて、その中に若干の米っぽさとアルコール感。なめらかでとろりとした柔らかな口当たりです。
甘い香りではありますが、味わいはドライ寄り。甘めが好みの方は冷やしすぎないようにし、グラスで。少し切れ味よくしたい場合は燗にして平盃でどうぞ。
合わせる料理は会津の郷土料理こづゆを意識した椀物で。干し貝柱を使うことがほとんどですが、簡単に缶詰を汁ごと使って出汁代わりにします。酸をプラスするとまとまるので、薄切りの柑橘類を加えるとおすすめです。
レシピ考案:山村まゆみ
酒匠、料理研究家。1年365日酒を呑み続ける驚胃の持ち主。酒ライターでもあり、全国各地の酒蔵を訪ね、日本酒の普及に力を注いでいる。
ブログ「スバラ式生活」http://blog.goo.ne.jp/subarasikiseikatu