STORY
熟成の極致が導く
黄金への昇華
かつて自社で蒸留をした芳醇なブランデーを育んだフレンチオーク樽。その静謐な空間に梅酒を委ね、これから半年という時を刻みます 。お客さまのもとへお届けするのは11月上旬以降。そのころには光を遮られた樽の中で、透明な雫は木肌に刻まれた重厚な記憶を吸収し、やがて気高く輝く「黄金」へと姿を変えます 。それは、樽熟成という贅沢な工程だけが到達できる、色と香りの極致です。
厳選された白加賀梅
職人が見極める熟成の刻
原料には、肉厚で酸味のみずみずしい群馬県産「白加賀梅」を厳選。その最大の特徴は、繊維が細かく、緻密で厚い果肉にあります。この「強さ」があるからこそ、ブランデー樽という個性豊かな環境に負けることなく、長い熟成に耐え、そのエッセンスを芯まで取り込むことができるのです。濃密な梅酒を継ぎ足し継ぎ足し、長年熟成させることで味わいを深めて……。群馬の広大な大地が育てた生命力が、職人の手によって樽の香ばしさと溶け合い、一滴の妥協もない品質を形にしています。
鮮やかな酸味と厚みのある濃く
樽が語る長く響く余韻
グラスに注いだ瞬間、広がるのはキャラメルを思わせる甘やかでウッディな芳香。梅本来の鮮やかな酸味が広がり、後からブランデーを彷彿とさせる厚みのあるコクが後を追うように広がります。最後まで香ばしい琥珀の余韻が喉の奥で長く、静かに響き続けて……。本物を知る、大人のための贅沢です。