STORY
丁寧に造った純米大吟醸酒に
6年漬け込まれた南高梅
日本酒は、お米を磨けば磨くほどに旨みの詰まった「芯」のみが残り、雑味が減っていくことから、香りは華やぎ、繊細な味わいが紡がれます。今回の梅酒のベースとなるのは、丁寧に50%以上磨き上げたお米を原料に造った「純米大吟醸酒」と呼ばれる贅沢な日本酒。この日本酒に和歌山県産の「南高梅」を漬け込み、6年の歳月をかけてじっくりと味わいを深めていきました。
ブランド桃「あら川の桃」
和歌山の恵みを詰め込んで
梅の国内生産量1位を誇る和歌山県で高い人気を誇る「南高梅」と掛け合わせるのは、和歌山県紀の川市で生産されるブランド桃「あら川の桃」。歴史や品質などが評価され、農林水産省所管の地理的表示(GI)保護制度に基づく、知的財産として国に登録されており、贈答用としても扱われる一級品です。糖度が高く、香り豊かなあら川の桃がもたらす濃厚な果実味と、無添加製法で引き出した自然の甘みを、果汁にして梅酒にブレンドしました。
華やかな桃の芳香と甘み
熟成梅酒の深いコクを合わせて
桃のやわらかな甘い香り、コク深く甘酸っぱい梅の香り、そしてカラメルのような熟成香。これらが見事に調和しながら、鼻腔をくすぐります。ひと口目には果実の甘み、あとから追いかけるように熟成梅酒のコクと酸味が訪れ、余韻には柔らかな甘みを残します。華やかに香る桃の芳香と、熟成梅酒の深いコクが重なり合う、上質でやさしく贅沢な味わいが、特別な時間を添えてくれます。