「KURAND」と埼玉県「寒梅酒造」がイノベーティブな日本酒レシピの共同開発を目指して業務提携しました。

2019.04.18

KURANDと埼玉県の酒蔵・寒梅酒造は、これまでにないイノベーティブな日本酒レシピの共同開発を目指して、業務提携を開始しました!
 
今後は、双方の発想や技術、知識を駆使し、かけ合わせながら、既存概念にとらわれない新しい日本酒造りに挑みます。
 

業務提携の背景

KURANDでは、「今までにないイノベーティブなお酒をつくろう。」というスローガンを掲げ、KURANDの商品開発部が蔵人となり、埼玉県・寒梅酒造のタンクを間借りして、試験醸造をする日本酒開発プロジェクト「KURAND INNOVATION LAB.」を2018年10月より始動ました。

「KURAND INNOVATION LAB.」では、よりイノベーティブなお酒をつくるため、あえて大量生産をせず、すべて小仕込みで挑戦的な日本酒づくりにチャレンジしてきましたが、同プロジェクトを一層推進し、皆さまに新鮮な喜びやワクワクをお届けできる「今までにない新しい日本酒」をつくるため、このたびの業務提携が決定しました!
 
KURANDと寒梅酒造との結束を強固なものにすることで、これまで以上にイノベーティブな日本酒開発を目指し、日本酒造りにおけるレシピの共同開発に挑んでいきます。
 

「KURAND INNOVATION LAB.」で挑んできた醸造工程の一例(第一弾商品)

「KURAND INNOVATION LAB.」第一弾商品では、「パインサワーのようにごくごく飲めるスパークリング日本酒」を目指し、以下4つの工程を組み合わせた異例の醸造に挑戦しました。こちらの商品は、2018年10月に商品化され、KURANDの直営店の「KURAND SAKE MARKET」全店で提供しました。

・一段仕込みを採用

通常の日本酒は3段仕込みで発酵を進めるところを、一段仕込みを採用。糖分が高い状態で醪を絞るため、甘くて飲みやすく、濃厚なお酒になります。
 

・黄麹と白麹をブレンド

爽やかな酸味があるお酒にするために、焼酎に使われる白麹をあえて使用。白麹の味わいを活かせる絶妙な比率を計算し、黄麹とブレンドします。
 

・違うタイプの仕込みタンクをブレンド(協会6号酵母と協会9号酵母)

日本最古の協会清酒酵母とされ、発酵力が強く果実のような芳香の協会6号酵母のもろみをベースに、華やかな香りと吟醸香が高く、発酵力でシュワシュワ(スパークリング)にする協会9号酵母の酒母を添加する異例の酒質設計を採用しました。
 

・瓶内二次発酵

一旦できあがったお酒を瓶に入れ、そこに新たに酵母を入れて封をして発泡させていく瓶内二次発酵を採用。炭酸ガス注入タイプのスパークリング日本酒より自然な泡が心地良く、やさしい味わいになるのが特徴です。

寒梅酒造株式会社コメント

弊社は基本的にバランス良く飲みやすい酒質を目指しています。この取り組みは、それとは違うもので非常に難しいことながら、挑戦しがいのあることだと感じています。 
 
お客様に、新しく、驚きのあるようなお酒を楽しんでいただくことを目指すとともに、ここで得られるであろう新しい知識、今までと違った角度の考え方などを活かし、相乗効果でより良い酒造りができるようにしたいとも考えています。
 

今後に乞うご期待!

KURANDと寒梅酒造が共同開発してできあがったレシピを用いた日本酒は、今後、KURANDオンラインストアおよびKURAND店舗にて提供させていただく予定なので、乞うご期待くださいませ!
 

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