今年初物の「日本酒ヌーボー」が
しぼりたて直後に届く

毎年10月に入ると日本酒の蔵は蔵開きを行い、日本酒にとっての新年度が始まります。
その年ならではの味わいをどこよりも誰よりも「初め」に味わえる、1年に1回の「初物」でしか味わえない特別感を堪能してほしい。
その思いから今シーズン初物となる「初しぼり」を搾ったばかり状態のまま最短でお届けする、「理系兄弟ヌーボープロジェクト」を立ち上げます。
「日本酒ヌーボー」とは

11月に話題になるワイン「ボジョレーヌーボー」。「ヌーボー(Nouveau)」とはフランス語で「新しい」を意味します。
ボジョレーヌーボーは、フランスのボジョレーで収穫されたぶどう(ガメイ種)で造る赤ワインの「新酒」のことで、その年のぶどうの作柄を確かめ、また、ぶどうの収穫に対する感謝とお祝いの意味も込められています。
ボジョレー解禁日となる毎年11月の第3木曜日は、ワイン業界にとっては1年に1回のお祭りになります。
「日本酒でもそんなヌーボーを造れないか」という思いから、このプロジェクトはスタートしました。
できたてを最短・最速でお届け
1タンクだけの特別限定品

日本酒は一般的に「寒造り」が主流といわれ、ほとんどの日本酒が10~3月までに造られます。
そのため10月は日本酒にとっての新しい年の始まりであり、その仕込みの第1号のことを指す「初しぼり」は、その年の味を決める特別なものとなるのです。
出来上がったばかりの今季初物の純米吟醸酒を「どこよりも」「誰よりも」早く、新鮮なしぼりたてでお届けするために、しぼりたての日本酒をすぐに瓶詰・出荷し、最短でお届けします。
日本酒を造る清らかな水やお米の収穫に感謝し、初物の日本酒を祝う。そんな思いを込めて「理系兄弟ヌーボー」は生まれました。
初物のみの限られた1タンクをこの度お届けすることから、期間の限られた受注販売である「クラウドファンディング」の形をとらせていただきます。
2025年しか味わえない
「理系兄弟ヌーボー」の魅力とは
1年に1回のみ
しぼりたての感動をお届け

今年初物の純米吟醸酒を24時間以内に瓶詰め・出荷。最短でお楽しみいただけるようにお届けする、1年に一度限りの贅沢です。
初しぼりならではの口に入れた瞬間の芳醇な香りやみずみずしさ、なめらかな舌触り、その日限りの贅沢を味わってほしい。
そのため瓶詰は手作業でタンクは吞み口から注入することで、空気に触れる時間や空間を最小限に。酒蔵と協力しながら、生酒という新鮮さを生かした商品だからこそ、フレッシュ感を最大限に伝えられる造りを選び抜きました。
ヌーボーとしてお届けするのは、
1番人気の日本酒「理系兄弟」

今回のヌーボーを仕込むのは、クランドの日本酒で不動の人気を誇る「理系兄弟」。
母の後を継いだ薬剤師の兄・有賀一裕さん、そして遺伝子レベルで免疫研究を行っていた弟・有賀裕二郎さん。
そんな異色の経歴をもつ2人がタッグを組み、理論をもとに「料理とのベストな組み合わせを楽しめること」を追求して生まれたブランドが理系兄弟です。
理系兄弟はクランドの日本酒の中で人気トップの座に君臨し、お客さまからも多くの高評価をいただいています。
「理系兄弟ヌーボー」は、理系兄弟でも同じみの福島県産の酒米「夢の香」を使用した純米吟醸酒です。熟したメロンや洋梨といったフルーティな香り、柔らかな口当たり、そして食事を邪魔しない透明感のある甘さが広がります。ほんのりと訪れる微発泡感の後にすっきりとした後味がすべてをまとめ上げます。
温度、酵母、発酵時間。すべてをデータで記録・解析し、理想の味を再現する。それは科学でありながら、職人の感性を失わない酒造り。そうして設計された味わいは、驚くほど軽やかで、食事を引き立てるキレと透明感を持っています。
酒造りを行う福島県の酒蔵「有賀醸造」
新蔵で初めて造る第一歩

今年の初しぼりには、もうひとつの“初めて”があります。それは新蔵で初めて仕込む、蔵にとっての「ヌーボー」でもあること。
現在日本酒を造る清酒蔵は減少傾向にあり、もっとも酒蔵が多かった時期に比べると半分以下まで減少しています。
そんな中、江戸時代より福島県で250年続く「有賀醸造」は挑戦を続けています。蔵の長い歴史の中、蔵のさらなる発展のため、“酒質の再現性”と“味の安定化”を目指し、2025年夏に新蔵を建立。
理系兄弟をさらに進化させることともなる、まったく新しいステージ。
その瞬間にぜひ皆さんに立ち会っていただきたいと思っています。

※「酒のしおり(令和6年6月)」(国税庁)(https://www.nta.go.jp/taxes/sake/shiori-gaikyo/shiori/2024/index.htm)を加工して作成
新蔵によって進む
緻密な酒質設計

新蔵内ではこれまでより、データの可視化と数値管理がより高精度化。さらに抗菌パネルで整えられた麹室や、冷蔵化された設備などの機械による衛生管理を徹底。より高精度な狙った香味の再現に寄与できることとなりました。
こうした環境から生まれるのは、雑味を抑えた透明感、そしてブレない発酵がもたらす美しいキレ。「理系兄弟」の魅力でもある柔らかく透明感のある口当たりとすっきりとした後味を、より鮮明に映し出します。
新蔵における職人の感性に精密な計算を掛け合わせることで、理系兄弟らしい精密な味わい――「無駄のない、美しい酒質」が形になります。
酒蔵コメント

いよいよ新蔵での製造がスタートしていきます。より清潔で、効率的な環境で製造されるお酒は、今までのお酒よりももっと精緻な醸造が可能となり、よりきれいで、軽快ながらもみずみずしく、食事とともに楽しめるお酒ができあがってくると期待しています。
これからもずっと続いていく新蔵での酒造りの、記念すべき最初のお酒を、しぼりたてでどうぞお楽しみください。
開発スタッフコメント

「理系兄弟」は、これまで多くのお客様にご支持をいただきながら、造り手とともに歩んできた日本酒ブランドのひとつです。データに基づいた酒質設計と継続的な設備改良を重ね、理系兄弟の2人は常に理想の酒づくりを追求してきました。
その姿勢は、私たちが大切にしてきた“お客様のためにより良い商品を届ける”という想いとも重なります。
新蔵設立の際も実際に新しい蔵を見学させていただき、今後の理系兄弟や酒造りの未来について語り合うことができました。毎年、有賀醸造さんは少しずつ設備投資をしながら酒質向上しているのですが、新蔵設立によって今年は飛躍的に狙った味わいにもっていくことができるのではと今から楽しみにしています。
震災を機に蔵へ戻り、数値化と検証を繰り返しながら品質向上に取り組んできた有賀さん。令和7年、新蔵の始動に合わせて仕込まれる「理系兄弟 ヌーボー」は、その歩みの新たな起点となる1本です。しぼりたてを即日お届けするという新しい試みを通じて、“理系兄弟”が目指す日本酒の形をお届けします。ぜひ新たな一歩の味わいをお楽しみください。
より進化した理系兄弟とともに
蔵の新しい門出を。

新しい年度の1本目を11月25日に搾って瓶詰、翌26日に24時間内で出荷します。
酒蔵でしかできない希少な体験をお届けできるのは、
一重に皆さまにより日本酒の魅力を伝えていきたいという強い思いからです。
理論と情熱が交わるその一日は、
酒蔵にとっても、飲み手にとっても、新しい年のはじまりです。
※製造前のため、商品の色合いが写真と異なる可能性があります。
※製造前のため、商品概要は変更になる可能性があります。
※新酒のため、微発泡を感じる場合がございます。
商品概要
| 商品名 | 理系兄弟ヌーボー |
| 容量 | 720ml |
| アルコール度数 | 15% |
| 原材料 | 米(国産)、米こうじ(国産米) |
| 商品タイプ | 日本酒 |
| 製造元 | 有賀醸造 |
| 保管方法 | 冷蔵 |



