はじめまして。マガジン編集部のかとうです。
第2回のテーマは、「私の『好き』が変わったお酒」についてお話しさせてください。
食べたことはないけど、なんとなく嫌いと決め込んでしまう「食わず嫌い」。皆さんは何かありますか?私はなんとも残念なことにクランドのお酒でも、飲んだことはないけどなんとなく苦手そう」と決めつけて「飲まず嫌い」をしていたお酒がありました。
せっかくの美味しいお酒との出会いが、私のように「飲まず嫌い」で失われてしまうのはもったいないですよね。そこで今回は、「苦手だと思っていたけど、飲んでみたら好きになってしまったお酒」を2つご紹介します。
飲まず嫌いしていた日本酒「PONKO」
1つ目は、お酒初心者でも親しみやすい、度数10%の低アルコールの日本酒、「PONKO」です。甘酸っぱくてフルーティな香りが漂う、ふんわりとやさしい飲み心地の1本です。
このお酒を私が「飲まず嫌い」してしまっていた理由は、「甘口のお酒に苦手意識があったから」でした。
KURANDに入るまで、私にとっての日本酒といえば「食事と合わせて楽しむお酒」。好むのは「辛口」と書いてある日本酒で、和食などと一緒に味わうことが主流。さらに、甘口の日本酒を飲んだ時に甘すぎると感じてしまった経験があり、「私は甘口の日本酒が好みじゃない」とずっと思い込んでいたんです。
「PONKO」と出会ったのは、KURANDに入社してからのこと。先輩に勧められて「PONKO」を初めて飲むと、マスカットのような香りと甘みがふんわりと広がりました。それまで飲んでいたのは「こってりとした甘みの甘口」の日本酒だったと気付き、「フルーティな甘口」が見事に私の好みにヒット。「甘口の日本酒って、こんなに爽やかな味わいのものもあるんだ!」と驚きました。
さらに、「PONKO」はクリームチーズやドライフルーツともよく合います。それまで日本酒は塩辛や乾きものと一緒に楽しむことが多かったのですが、「PONKO」を飲む時は、白ワインのような感覚でおつまみに甘いものやドライフルーツを選ぶことも増えました。まさに私の日本酒の世界を広げてくれた1本です。
甘酒のようなこってり濃厚系のお米の甘さが特徴の日本酒が少し苦手な方は、一度「PONKO」を試してみてはいかがでしょうか。お試しにぴったりな300mlのミニサイズも販売しています。もしかするとお酒の世界が広がるかもしれません。
飲まず嫌いしていたリキュール「嫉妬」
2つ目は、ラベンダー・ラズベリー・ブルーベリーを使用したリキュール「嫉妬」。華やかな香りと、濃厚で甘美な味わいに思わず嫉妬してしまう、という理由から「嫉妬」と名付けられたお酒です。
このお酒を「飲まず嫌い」してしまった理由は、ラベンダーを使ったスイーツやドリンクに苦手意識があったから。ラベンダーのビジュアルやアロマなどに使われる華やかな香りは、好きなんです。それがドリンクやスイーツになると、どうしても「香りの強さ」が気になってしまって……。口に合わないと感じた経験が何度かありました。
しかしこの「嫉妬」を試飲して、「このラベンダーのお酒美味しい……?」と驚愕。ラベンダーの香りの奥に、ラズベリーとブルーベリーの甘酸っぱさやコクといった奥行きのある味わいが感じられて、果実の風味をラベンダーの香りが妖艶な印象にまとめ上げてくれるんです。
今まで味わったラベンダーのドリンクやスイーツの中で、最もラベンダーの魅力を「美味しさ」に変換できている1本だと思います。甘く誘うラベンダーの香りと複雑な果実の味わいに見事にマッチする、エレガントなラベルデザインも味わいの紡ぐ妖艶な世界観に引き込んでくれます。
ラベンダーに限らず、「花やハーブを使ったお酒を試してみたいけど、苦手かもしれない」という方は多くいらっしゃるのではないでしょうか。そんな方は、ベリーや柑橘類などの果実と組み合わせたお酒を試してみてください。
以上、私が「飲まず嫌い」をしていたけどおすすめしたいお酒を2本紹介しました。
苦手かもしれないお酒を買うのはなかなかハードルが高いですよね。そんな方は300mlの小さなサイズのお酒を探してみたり、家族や友人と一緒に気になる1本をシェアして、チャレンジしてみたりするのもおすすめです。