ウイスキーに、
育てるという楽しみを
「ウイスキーの熟成を自分でできたら……」
「自分だけのウイスキーを自宅で作れたら……」
お酒好きなら一度は抱いた夢を、このキットが叶える。
樽熟成とは蒸留所で、大きな樽と高度な技術をもつ職人によって行われるもの。
そんな常識が、今、覆る。澄んだ液体が、ゆっくりと色を帯びる。
香りが立ち、舌触りがやわらぐ。
そして、味は静かに深くなる。
その変化を、自分の目で、鼻で、舌で確かめながら育てていく。
お酒好きが憧れる、世界にひとつのお酒を育てる贅沢を自宅で。
自宅で“憧れの樽熟成”が叶う

キットに含まれるのは、フラスコ型樽、専用の樽置き台、漏斗、そして「ニューポット」(熟成前のウイスキー)。
両面ガラスのフラスコ型樽にニューポットを注いだ瞬間、自宅の一角が熟成所へと変貌する。
時間をかけて仕上げたその1本は、世界にひとつだけの名を持つウイスキーに。自分だけの物語を醸していくような、静かで贅沢な時間を。
自分でウイスキーを“育てる”とは?
職人が木材・製法からこだわった樽
自宅で本物の樽熟成をできるようにと、「フラスコ型樽」には職人のこだわりを詰め込んでいる。
フラスコ型樽に使われているのは、すべて樹齢100年以上のアメリカンホワイトオーク。
アメリカンホワイトオークは、バニラやココナッツのような豊かな甘い香りをつけるため、お酒に重厚な個性を与える最高峰の樽の素材として重宝される。伐採された木材は通常より長い2年以上かけて天日乾燥することで、丈夫な樽に仕上げた。
また、フラスコ型樽は、じっくり熱を通す「トースト」と直接焼き付ける「チャー」の2種類の熱処理をすることによって、樽材の香り成分をバランス良く抽出。アメリカンホワイトオークの甘やかなフレーバーを、しっかりとお酒に付けられる。
厳選された木材のみを使い、職人が一つひとつ仕上げた樽は受注生産のみ。数多く製造できない分、職人のこだわりを詰め込んでいる。
育てる時間も、飲み頃も、
すべて自分好みに
イギリス産モルトを使用して蒸留した、フルーティで若々しい香りを持つニューポット。樽に注げば、まっさらなニューポットが時間とともに変化していく。
熟成の初期では、ニューポット特有のフルーティな穀物の甘みが残る一方で、ほんのり樽の風味が顔を出す。まだ少し荒さを感じる口当たりは、熟成の入り口でしか味わえない個性。
熟成が進むにつれて、バニラのような甘い香りがしっかりと立ち上がり、味わいも驚くほどまろやかに。全体に丸みが出て、深みを存分に感じられるように変わっていく。
「もう少し香りを立たせたい」
「このくらいの深い味わいが心地いい」
感覚を頼りに、自分好みのタイミングでボトルに移せば、世界にひとつだけの熟成酒に。
熟成日を記して
世界でひとつのお酒に
付属のニューポットのボトルに熟成を終えたウイスキーを注いでも、お酒はまだ未完成。ラベルに熟成開始日や終了日、熟成者の名前を記すことで、初めて育てた証が形になる。
記念日や誕生日に熟成を始めれば、その日がボトルに刻まれる特別な意味を持つ。大切な節目に合わせて、想いを込めた1本に仕立てる楽しみにもなる。
ラベルに記すことで、ただのウイスキーではない、“物語のある1本”に。
樽は繰り返し使用可能——
“育てる楽しみ”が続く

このキットは一度きりでは終わらない。付属のニューポットの熟成が終わったあとは、別のお酒を注いで再び熟成が可能。
ウイスキーだけではなく、焼酎や日本酒、梅酒なども自分好みの熟成酒へ。
「次はどのお酒を熟成しようか」
そう考えている間も楽しいひとときに。
複数のお酒を樽の中でブレンドして、“自分だけのブレンド熟成酒”をつくることも可能。お酒のジャンルを変えたり、比率を変えたり……。
何度でも熟成を楽しめるから、気づけばそれが嗜みになる。自分の手で味を育てる時間が、日常に心地よく根づいていく。
※写真の漏斗はイメージです。実際には、少し小さなサイズでお届けします。
おわりに
育てるたびに深まる味わいと、そこに宿るストーリー。
お酒好きにこそ体験してほしい、飲むだけではないもうひとつの熟成酒の楽しみ方。
熟成の過程を見守る、静かな嗜みとして。
完成の一杯を味わう、深く満ち足りた時間に。
これまで蒸留所でしかできなかった、“育てる楽しみ”を日常に。
※実際にお届けする漏斗は上記写真のものです。
商品情報
商品名 | 自宅熟成所 |
本体サイズ | 直径193mm×奥行き89mm |
容器容量 | 800ml |
原材料 | ホワイトオーク(アメリカ産) |
配送方法 | 常温 |
商品名 | NewPot |
内容量 | 700ml |
原材料 | モルト(イギリス産) |
配送方法 | 常温 |