森ノ図書館
森に潜むさまざまな香りたち
【開発秘話】まるで図書館で本を手にとるように。めくるめく香りを味わうクラフトジン
本のページをめくるほど、物語に引き込まれる。
そんな体験を五感で味わえるなら、それは素晴らしいひとときとなることでしょう。
今回ご紹介するのは、「森ノ図書館」という名のクラフトジン。
クランドの担当者に、珍しい製法の話から楽しみ方まで、じっくりと語っていただきました。
プロフィール
なつな
クランドでクラフトジンや日本酒などを日々企画・開発している。
商品の魅力を伝えるための世界観づくりにも余念がない。
主な担当商品は「オランジェットGIN -夕焼けカカオ-」など
大人のためのご褒美ジン
カカオとオレンジピールを掛け合わせ「オランジェット」のような風味に仕上げたクラフトジン。オレンジの爽やかな香りにカカオのほろ苦さが重なり、柔らかな甘みが抜けていきます。夕暮れ時、空がゆっくりと茜色に染まる頃、リラックスタイムに優しい香りに包み込まれてみませんか?
全ての素材が主役となった、奇跡的な調和
──「森ノ図書館」という名前から、文学的・幻想的な世界観が伝わってきます。このイメージはどこから着想を得たのですか。
きっかけは香りからです。
このお酒をグラスに注いで少しずつ香りを読み解いていくと、まるで本を手にとって未知の知識に触れるような感覚があって。
また、ベースにある「杉」の清々しくどこか落ち着く香りは、古書の佇まいを連想させます。
それらから「図書館」というイメージが生まれました。
──ボタニカルの香りを「図書館」と表現したんですね。その中に「主役」となるボタニカルはあるのでしょうか?
あえて言うなら「すべての素材が主役」です。
このお酒は「荒濾過(あらろか)濁り製法」によってどの素材の香りも強く引き出されています。
ひとつだけが突出するのではなく、それぞれがきちんと存在感を放っているんです。
素材は九州のものを使用しました。
ブラックペッパーやミント、カモミール、陳皮(みかんの皮)は福岡県産。
杉は良質な杉の産地としても名高い大分県日田市から。
ジュニパーベリーの清澄な香りと、杉の穏やかなウッディさが重なったとき、森の奥で深呼吸をするような感覚があります。
様々な素材がそれぞれ強く個性を主張し合いながらも、驚くほど美しく調和した「奇跡的なバランス」です。

本格焼酎の伝統技術をジンへ
──なるほど。先ほどおっしゃっていた「荒濾過濁り製法」というのは、通常のジンの製法とどう違うのですか。
ジンは通常、澄んだ状態に仕上げるために必ず濾過を行います。
実はこの工程でボタニカルの細かな成分が取り除かれてしまうんです。
でも荒濾過製法にすると、そんなボタニカルの繊細な風味までを瓶の中に残すことができます。
──素材本来の香り成分をダイレクトに閉じ込める、というわけですね。この製法、もともとは焼酎の技術と聞きました。
はい、本格焼酎の製造で用いられてきた伝統的な手法です。
それをジンに転用したのは、業界でも珍しい試みだったと思います。
この製法を使うことで、素材の力強さが最大限に引き出せました。
──ジンの中では素材の強みが存分に発揮されているんですね。実際に飲んだ時の味わいはどのような印象を感じられますか?
最初にグラスを近づけると、ブラックペッパーやミント由来のシャープな清涼感がすっと鼻に抜けます。
ただ、嫌な刺激はないんです。
そこからカモミールや陳皮のフルーティで華やかな香りへと変わっていく。
味わいはアルコールのやわらかな甘みがあって、後味はすっきりとしています。
飲み方は、ロックやソーダ割りがおすすめです。
ひと口ごとに表情を変える香りのレイヤーを、ぜひじっくりと堪能してください。
──香りの変化に注目、ということですね。食事との合わせ方はいかがでしょう。
ミントの清涼感や杉のウッディな香りを引き立てるものが合います。
ハーブ塩を少し添えた白身魚のカルパッチョなど、素材の味わいをシンプルに楽しめる料理が特におすすめです。
日常を忘れ、幻想的な図書館へと没頭するひととき
──この1本を手にとった方へ、どんなシーンで飲んでほしいですか。
夜、部屋の明かりを少し落として、お気に入りの音楽や読書に没頭する、自分だけの静かな時間に楽しんでほしいです。
このジンを通じて日常から少し離れた、神秘的な世界観に浸ってほしい。
大げさに聞こえるかもしれませんが、それができる1本だと思っています。
──最後に少し変わった質問を。この「森ノ図書館」には、どんな本が眠っていると思いますか。
そうですね……いくつかイメージをあげると、ミントの清涼感は、未知の世界へ旅立つワクワクした冒険小説。
カモミールや陳皮の華やかな香りは、色鮮やかな挿絵が目に浮かぶ植物図鑑でしょうか。
そして杉の静けさには、長い年月をかけてゆっくり読む哲学書のような重みがある気がします。
──たくさんの本が出迎えてくれる、まさに「図書館」のような1本ですね。
静かな夜に、このジンを開ける理由
焼酎の伝統技術を応用した「荒濾過濁り製法」が、ボタニカルの個性を極限まで引き出した「森ノ図書館」。
グラスを回すたびに変化する香りの階層を読み解く時間は、慌ただしい日常を忘れさせ、幻想的な物語の世界へと誘ってくれます。
今夜は部屋の明かりを少し落とし、1冊の重厚な本を開くように、この贅沢なクラフトジンをじっくりと味わってみてはいかがでしょうか。
おすすめの飲み方
カクテル
おすすめのペアリング
| お酒のジャンル | クラフトジン |
|---|---|
| アルコール度数 | 30.0 % |
| 原材料 | 原料用アルコール(国内製造)、ジュニパーベリー |
| 炭酸の有無 | 炭酸無し |
| 製造元 | 西吉田酒造 |
| 都道府県 | 福岡県 |
| 保管方法 | 常温可(日光の当たらない涼しい場所) |
※商品写真やスペックは実際の商品とは異なる場合がございます。
静寂の森にたたずむ
香りの記憶を綴る場所
九州の自然を綴った
五感に響く素材たち
力強い香りと余韻をもたらす
荒濾過製法のクラフトジン
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