KURAND(クランド)では、特別なハレの日のためのプレミアムな日本酒を企画・開発しています。年末年始などの繁忙期に向けた商品はこれまでも多くの好評を集めてきましたが、私たちが次に挑んだのは「暑い夏の夜に楽しむプレミアムなお酒」という新しい提案でした。
この挑戦から2025年8月に誕生したのが、ボトルの中に銀箔を入れた純米大吟醸酒「銀星 -GINSEI-」です。
どこまでも清涼で透明感のある「銀」の世界観を追求した1本は、2026年6月19日より再び抽選販売の応募受付を開始します。
グラスを揺らすたびに、幻想的に舞う銀箔。それはまるで、夏の夜空に瞬く天の川や流星群のよう。至高の1本はどのようにして生まれたのか。製造パートナーである長野県の名門「千曲錦(ちくまにしき)酒造」とともに歩んだ開発の裏側を紐解きます。
銀箔で夜空の星を表現する、ロマンチックな日本酒を
開発のきっかけは、KURANDの開発チームが抱いた「五感で涼を感じる、今までにない幻想的な日本酒を造りたい」という想いでした。
お酒に浮かぶ銀箔を、夜空に瞬く無数の星に見立て、その輝きを1杯のグラスに閉じ込める。このロマンチックなコンセプトを実現するため、私たちは長野県佐久市で天和元(1681)年から300年以上続く老舗酒蔵「千曲錦酒造」に白羽の矢を立てました。
千曲錦酒造が位置するのは、標高700mの高原。浅間山と八ヶ岳に囲まれ、冬には氷点下10℃を下回る極寒の地です。この厳しい寒さが、お酒の緩やかな発酵を促し、清らかな伏流水が生む雑味のない味わいは、まさに「清涼な銀の世界」を表現するのに最適な環境でした。
美山錦が織り成す、シャープでキレのある味わい
以前大ヒット商品である金箔入りの純米大吟醸酒「金賀 -KINGA-」も開発した経験をもつ千曲錦酒造。金賀では、酒米の王様「山田錦」を使用し、ふくよかで甘い香りを引き出していました。しかし、今回の銀星が目指したのは、全く異なる方向性です。
「銀箔の引き締まった美しさに合わせるなら、より綺麗で、シャープな香りとキレを持つ酒質にしたい」(千曲錦酒造・担当者)。
KURANDの提案に対し、千曲錦酒造が選んだのは、地元の長野県産米「美山錦(みやまにしき)」でした。
美山錦を丹念に49%まで磨き上げることで、マスカットやりんごを想わせる、ふわりと洗練された気品ある芳香が誕生。さらに、あえて加水調整をしない「原酒」のまま仕上げることで、濃厚な旨味がありながらも、どこまでも美しく澄み渡る、優雅な余韻を実現したのです。
銀箔の美しさを表現するための徹底した品質管理
「銀箔」は純度のコントロールや品質維持が非常にデリケートです。銀箔の美しさと品質を長期間守るために、徹底した「熱殺菌(火入れ)」を取り入れました。
銀箔を添加する直前のタイミングで熱殺菌を施すことで、お酒のフレッシュな香りとキレの良さを加えます。こうして銀箔が持つ繊細な輝きを損なわない、完璧な品質管理体制が確立したのです。
澄み渡る秋の夜長に、冷やして楽しむ最高の祝杯
銀星の魅力は、キリッと冷やして飲むことで、美山錦ならではのシャープな飲み口と際立つ香りがきれいに引き立つところです。
抽選販売を経て、当選者の方の手元に届くのは8月上旬。
「夏に大切な人と見上げる星空のような、贅沢で幻想的な時間を過ごしてほしい」(KURAND商品開発担当・青戸)。
カジュアルに日本酒を楽しみたい方から、本格的な日本酒好きの方まで、全ての人のハレの日を静かに、そして燦然と彩るために。グラスの中でゆったりと舞う銀河の輝きを、ぜひ心ゆくまでご堪能ください。