今回ご紹介するのは、瀬戸内が誇る2種のレモンに、北海道産の赤肉メロンを重ねた、特別なレモンサワーです。
素材選びとバランスにこだわった、「至宝のレモンサワー ~北海道産赤肉メロン~」。
甘いお酒が好きな方、レモンサワーが好きな方、そして何よりメロンが好きな方におすすめのこの1本。
担当者に、開発の裏側をじっくり聞きました。
プロフィール
はじめ
酒蔵と相談しながら素材の選定からブレンドなど、どんな設計にするかを決める商品開発を担当している。
担当商品は「ショコラ・ノワール -Brandy & Red wine-」や「輝宝 -Golden Shine Muscat-」、「天空の青レモンサワー」など。
きっかけは、プレミアムなレモンサワーへの手応えから
──まず気になったのは、この「至宝のレモンサワー」はメロンとレモンサワーを組み合わせています。以前にもレモンサワーとシャインマスカットを組み合わせた「輝彩のレモンサワー ~香るシャインマスカット~」で挑戦していた、レモンサワーに果実をかけ合わせる試みですが、きっかけはなんだったのでしょうか?
きっかけは「究極のクラフトレモンサワー」がお客さまから大変な好評をいただいたことです。
プレミアムなレモンサワーを求めている方がこんなにも多いんだ、と気づいたことでレモンサワーづくりに挑戦するようになりました。
プレミアムだけれど、キャッチーで、いろんな方が楽しめるものにしたいと思って知恵を絞った結果、辿り着いたのは「他の果物を入れて、もっとフルーティにする」ことでした。
そこからプレミアムな果実とレモンサワーをかけあわせた開発がスタートしたんです。
果実を使うからには、旬を活かしたいと、まずは旬のシャインマスカットをかけ合わせることにしました。
そして生まれたのが「輝彩のレモンサワー ~香るシャインマスカット~」だったんです。
こちらが大変好評でした。
──そしてこの夏は旬のメロンを使った、「至宝のレモンサワー」をつくったということでしょうか?
メロンを使った1番の理由は旬であることです。
加えて、凍らせて飲むクラウンメロンのお酒「翠氷 -Crown Melon-」や、富良野メロンを贅沢に使って”生”で仕上げたサワーベース「究極の生メロンサワー」などを通じて、メロンのお酒が好きなお客さまがたくさんいることを知ったことも大きいです。
──なるほど、旬のものを活かしつつメロン好きの皆さんの期待にも応えたい、ということなんですね。
旬の北海道産赤肉メロンの甘やかさ
──また、メロンの中でも青肉ではなく、赤肉メロンが選ばれていますね。選んだポイントはどこですか?
青肉は、果汁として使うと、どうしても瓜っぽい風味が出てしまうんです。
そこをおいしく仕上げるのが、なかなか難しくて。

──なるほど、このレモンサワーには赤肉メロンがぴったりなんですね。
赤肉は青肉に比べて甘やかな香りがして、瓜っぽさも控えめです。
皆さんが「メロン」と聞いて思い浮かべる、あの風味を表現するには、赤肉メロンが最適でした。
香り高い大長レモンとの出会い
──もう一つの主役、レモンについても教えてください。
素材には2種類のレモンを使っています。
まず、爽やかで鮮やかな酸が特徴の瀬戸内レモンの果汁を使い、そこに広島県呉市の大長(おおちょう)地区で育つ大長レモンのピューレを重ねています。
大長レモンは温暖な瀬戸内の気候に育まれた芳醇な香りが持ち味で、国内でも流通量の少ない希少な品種なんです。
──レモンの果汁とピューレ、レモンの種類だけでなく使い方にも2つあるんですね。
はい、役割が違うんです。
果汁だけでは表現しきれない爽やかな風味や、立体感のある深みが、ピューレを加えることで表現できます。
それに、ピューレは果汁と違って多少のテクスチャーが生まれるので、果実感もぐっと増すんです。
──ピューレを加えることで、奥行きのある味わいになるということですね。
至宝にふさわしい、絶妙なバランスを目指して
──開発の中で特に難しかったのはどこでしたか?
メロンとレモンのバランスの調整ですね。
メロンの風味が効いているほうがジューシーでおいしいんです。
ただ、レモンサワーとしての爽やかさも、やっぱり欲しいので悩みました。
メロンに寄せすぎると爽やかさが薄れますし、レモンに寄せすぎるとジューシーさが消えてしまいます。
そのバランスを見極めて開発しました。
──ベースにはどんなお酒を使っていますか?
ブランデーです。
ブランデーは、華やかな果実の香りに、静かな奥行きを添えてくれるんです。
飲み終えたあとの余韻も、豊かになります。
最初に感じられるメロンの甘さがすっと引いたあとに、レモンの酸味が徐々に出てくる、その変化も楽しんでいただきたいですね。
メロン溢れるレモンサワーは、暑い夏にぴったり
──このお酒を味わうときは、特にどの部分に注目してほしいですか?
メロンの果実感と、甘やかな風味です。
そこから生まれるジューシーさが、このお酒のいちばんの魅力だと思っています。
──どんな風に楽しむのがおすすめですか?
暑い夏の、休みの日の昼から飲みたいですね。
このお酒と炭酸水を1:3で割って、さっぱりした料理に合わせるのがおすすめです。
バーベキューに持って行くのも良いと思います。
──暑い夏を一緒に乗り越えてくれそうな、贅沢レモンサワー。ぜひ皆さんに味わっていただきたいですね。

甘やかで、爽やか。そんなレモンサワーを味わって
瀬戸内の2種のレモン、北海道の赤肉メロン、そしてブランデー。
贅を尽くした素材が、グラスの中で静かに溶け合っていきます。
メロンの甘さと、レモンの爽やかさ。絶妙なバランスで掛け合わされた2つの素材をお手元に。
