やわらかな春の日差しが心地よく、新緑の瑞々しさを感じる季節となりましたね。
商品開発を担当しているはじめです。
暖かな春の夜風を感じながら、ほっとひと息つく一日の終わり。
そんな穏やかな宵の傍らに寄り添う、じっくりと育て上げた梅酒をご紹介します。
ブランデー樽が導いた、ひとつの仮説
市場にはブランデーで仕込んだ梅酒が数多く存在し、とても美味しく愛されています。
それなら、梅のフルーティさに、ブランデー樽特有の甘くウッディな香りと熟成感をまとわせれば、間違いなく素晴らしい調和が生まれるはず。
そんな仮説から、ワインやブランデーの樽熟成を知り尽くした「白百合醸造」とともに、このお酒の物語は始まりました。
かつて芳醇なブランデーを寝かせていたフレンチオーク樽に、梅酒を委ねてみることにしたのです。
重厚な樽香を受け止める、厳選された白加賀梅
この挑戦を根底で支えてくれたのが、原料である群馬県産の「白加賀梅」です。
南高梅に比べて実が大きく、酸味とフルーティさが際立つこの梅は、果肉が緻密で厚く、しっかりとした「強さ」を持っています。
だからこそ、個性の強いブランデー樽の中で半年間眠らせても、豊かな梅の香りが決して樽香に負けません。
ただ甘ったるくなるのではなく、梅本来の鮮やかな酸味が、味わいの輪郭をくっきりと保ってくれるのです。
ウッディな芳香と、ジュワッと広がる果実味
光を遮られた樽の中で、雫はやがて気高く輝く「黄金」へと姿を変えます。
グラスに注ぐと、ほんのりとカラメルを思わせる甘やかでウッディな芳香。
ひと口含めば、しっかりとした甘みのアタックの直後に、梅らしい酸味がジュワッと口いっぱいに広がります。
そして最後には、ブランデーを彷彿とさせる香ばしい琥珀の余韻が、じんわりと長く、喉の奥で響き続けるのです。
梅酒らしいみずみずしさと、樽由来の高級感が両立した、複雑で奥行きのある味わいに仕上がりました。
バターの香る洋菓子と、とろけるような夜を
個人的なおすすめは、フィナンシェのような、バターをたっぷりと使った洋菓子と合わせること。
焼き菓子の香ばしさと、樽のウッディな甘みが溶け合い、至福のデザートタイムを演出してくれます。
冷たいバニラアイスにとろりと回しかけるのも、また格別です。
選び抜かれたブランデー樽の中で、半年という時間をかけてゆっくりと深みをまとわせていくこのお酒。
熟成したお酒の量にはどうしても限りがあるため、今回は数量限定、抽選販売という形でお届けすることになりました。
夜の静寂に包まれながら、黄金色に輝くグラスを傾けて。
「黄金の梅酒 -Brandy Cask Aged-」が、皆さまの夜の時間をより深く、贅沢なものにしてくれますように。
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