赤とシルバーの文字だけでデザインされたボトルは、紅白の「ハレ」をイメージ。中央にあしらわれたシルバーの文字は水引きのようになっており、お祝いの席に用いられるご祝儀袋を想起させます。
自分への特別なご褒美はもちろん、華やかな見た目で、贈り物にも最適です。
現在は通常の「白那」のほか、抽選で販売をしている「白那 Rose」など、シリーズでの展開も広がっている人気商品。今回はそんな魅力溢れる白那の誕生とその魅力を探っていきます。
「日本酒の仕込み途中の味わいを再現したい」という思いを実現
白那を造るのは埼玉県深谷市にある日本酒蔵「滝澤酒造」。一般的に日本酒というのは発酵が進むほど辛口になります。代表取締役の滝澤英之さんが考えていた「仕込み途中で生じる甘みのある状態を再現し、製品化したい」という思いを実現した甘口のスパークリング日本酒こそ「白那」でした。
バランスの取れた味わいを目指し、仕込みの際の材料の配合を通常と変えることで、お酒の旨みにつながるアミノ酸度を高くするなど、いくつもの工夫を複雑に重ねていきます。
こうして甘みと酸味、そしてしっかりとお米の旨みのあるフルボディタイプで、長く心地よい余韻を感じられる1本に仕上げていきました。
「飲みやすくなるように」ブラッシュアップを重ねて
うすにごりの液色の中を雪の結晶のように舞うのは、通常の日本酒では取り除いてしまうお米の旨み成分「おり」。この「雪の結晶」を表した『白』の文字と、「美しい、たっぷりある、豊か」という意味を持つ『那』の文字を用いて「白那」と命名されました。
すでに高い人気を誇る白那ですが、レシピ自体は変えずに小さなブラッシュアップを重ねています。
例えば、3年前には白那に使う3種類の酵母のうち、1つを変更。これによりこれまでより酸味が軽くなり、香りもフルーティに変化しました。常に「より飲みやすくなるように」と進化を続ける白那。その挑戦は今も続いています。
ハレの日をみんなで祝いながら
大勢でのお祝いやパーティの席といった「ハレの日」が似合う1本です。冷蔵庫でしっかり5℃前後まで冷やしていただいて、シャンパングラスなどに注いでお召し上がりください。乾杯にはもちろん、クリーミーな料理もよく合うので、鮭のクリーム煮やムニエル、エノキのバター炒めなど、乳製品を使用した料理と合わせて食中酒としてもお楽しみいただけます。
滝澤さんのおすすめは、酒粕とクリームチーズを混ぜて、クラッカーなどをディップしたおつまみ。ここにカットフルーツなどをちらしてもよし。白那ととても相性がよいとのことなので、ぜひ試してみてくださいね。
白那を詳しく見る