暑い夏は、冷たいお酒を飲んで、爽やかに快適に過ごしたいですよね。そこで、この記事では氷を入れるお酒の飲み方「ロック」にフォーカス。ロックといえばウイスキーや焼酎を想像する方が多いと思いますが、今回はロックが合う意外なお酒たちをご紹介。
日本酒、ワイン、ビールに詳しいスタッフたちに、ロックの魅力と楽しみ方の秘訣を聞いてみました!
日本酒のプロに聞く!ロックの魅力
酒匠の資格を持つスタッフ・きねの場合
クランドで商品開発を担当するスタッフ。「酒匠(さかしょう)」という日本酒の資格を持つ、日本酒のエキスパートです。
日本酒をロックでクリアに味わって

日本酒をロックにすると、雑味が抑えられよりクリアで澄み渡った味わいになります。例えば、「ALIENS」「光るポメラニアン」など、濃厚な味わいを持つ原酒や純米酒は特にロックにぴったり。
飲みやすくなり日本酒初心者にもおすすめ

氷を入れるとアルコール度数が下がりすっきりと飲みやすい味わいになるため、ロックは日本酒がはじめての方にもおすすめの飲み方なんです!

甘酸っぱくフルーティな「TEHAJIME」や「CANDY APPLE」は、ロックにするとよりすっきりと優しい飲み口になるので、ぜひ日本酒初心者さんに試してみてほしいです。
酒蔵もロックに太鼓判

昔はロックで飲むことに抵抗がある人もいましたが、最近は全くそんなことはありません。

「やんのかステップ」などを造る「松岡醸造」の7代目松岡奨さんも「最近は日本酒の飲み方も自由になってきています。飲みやすくなるので、合う料理の幅が広がるなどメリットも多いんです」と太鼓判。今年の夏は、ロックでひんやり爽やかに日本酒を堪能してみませんか?
ワインのプロに聞く!ロックの魅力
ワインの資格を持つスタッフ・しみずの場合
「ワインエキスパート」というワインの資格を持つスタッフ。酒蔵と共にお酒の開発業務を行っています。

渋みや酸味を抑えてワインを爽やかに

ワインのロックスタイルは、実は南フランスのプロヴァンス地方など、暖かい地域で親しまれている飲み方なんですよ。

ロゼワインに氷を加えることで、しっかりと冷えるだけでなく、ワインの酸味と渋みを抑えられます。すっきりと爽やかな味わいになるので、夏にぴったりの飲み方なんです。例えばクランドで言うと「黄金比 -rose-」などがおすすめ。
ロックには甘みのあるワインがおすすめ

ロックにすると、味わいがシャープに。そのため、甘みのあるロゼワインやスパークリングワインで、甘みと爽やかさのバランスを取るのがおすすめ。「ダックスわいん スパークリング」などが特にロックにぴったりだと思います。
ビールのプロに聞く!ロックの魅力
ビールの商品企画を行うスタッフ・るいの場合
さまざまなお酒の商品開発の経験を持つスタッフ。現在はクラフトビールなど、クランドのさまざまな商品企画を行っています。

時間が経っても冷えたビールを

せっかくのクラフトビールがぬるいと、とっても残念な気持ちになりますよね。そんな時はぜひ氷を入れることでビールの冷たさをキープしてみてください。

実際に私がクランドのクラフトビールを試飲して、特にロックに合うものを探してみました!
ロックでヴァイツェンがよりフルーティに

おすすめは、「ガンバイツェン」や「おわびーる -まいるど-」など濃厚なヴァイツェンタイプ。バナナのような華やかな香りがよりフルーティになるんです。
ペールエールのロックはビール初心者にもおすすめ

また、すっきりと爽やかに飲みたい方やビール初心者の方には、「拒否柴ビール」や「ウーパールーパービール」などペールエールタイプもおすすめですよ。
まとめ
日本酒、ワイン、ビールといった、ロックが合う意外なお酒たちとその魅力を、お酒のプロたちに紹介してもらいました。ロックで飲んでみたいお酒は見つかりましたか?
暑い夏を爽やかに楽しむために、ぜひ気軽にロックにチャレンジしてみてください!