岩手の大地が育んだ良質な水と米の旨味を、温故知新のメソッドによって最大限まで引き出すよう設計された恵みの一本です。厳しい冬の気候で磨かれることで、冴えわたるようなキレのある、スパークリングにごり酒ができました。
鶏のから揚げ、すき焼き
南部杜氏女性第1号である私が着目したのが、このお酒にも使われている酸基醴酛(さんきあまざけもと)という製法です。江戸時代から伝わっている生酛系造りを明治時代に改良した製法ですが、高温の仕込み水で糖化した蒸米に、それぞれの個性(お米の品種・磨き度合・目指す味わい)に合わせて選抜した乳酸菌を添加して、お酒を仕込みます。味の目標をお米のうまみに例え「冷やでおにぎりの甘みの冴え」「燗で炊き立てのご飯のようなふくらむ旨み」を目指してつくりました。
KURANDスタッフの
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