「1年のご褒美に」
「大勢で集まる機会に」
目的はさまざまですが、何かとお酒を飲む機会が増える年末年始。せっかくであれば、素敵な1本とともに過ごしたいですよね。
そこで「年末年始におすすめのお酒」というテーマで、クランドのさまざまなスタッフがおすすめのお酒を厳選。全3回にわたってお届けします。
第2回の担当は、ワインの専門資格「J.S.A.ワインエキスパート」をもつスタッフです。
ワインのプロが厳選した6本
今回の担当は、お酒の美しい香りに魅了され、香りについての深い知識が必要とされるワインエキスパートの資格を取得するほどのお酒好きスタッフ。
「ワインは知識で飲む」という言葉があるように、「この情報を知ったらよりお酒が美味しくなる！」といった豆知識を添えながら、年末年始におすすめのお酒を教えてくれました。
食卓に花を添える、調和のとれた白ワイン
光慶 -kokei-（ワイン）【このお酒を選んだ理由】
アメリカンオーク樽とフレンチオーク樽で熟成したことで生まれた、バニラやはちみつを思わせる豊かな香り。ずっと飲み続けていられるような、飽きの来ない美味しさに魅了され、この白ワインを選びました。
今年の10月、このワインを手掛ける岩崎醸造にお邪魔し、ぶどうの収穫や仕込み作業を体験してきました。造り手の熱い想いを生で知れたという経験も相まって、より味わいに奥深さを感じるワインです。
【おすすめPOINT】
今回使用した「シャルドネ」というぶどうはクセが少なく、栽培された土地によって味わいが顕著に変わるとされています。
このワインからは熟成による旨みに加え、ぶどうのみずみずしさが感じられて、ぶどうが育った山梨県甲州市の土地の味わいを感じることができます。
【年末年始のおすすめシーン】
樽香がありながら重すぎず、軽やかな印象のワインなので、お正月の贅沢なお料理を引き立ててくれます。お寿司やお刺身に合わせてみるのはいかがでしょうか。
ずっと飲み続けたい飽きの来ないフルボディ
初陽 -shoyo-（ワイン）【このお酒を選んだ理由】
フランスのボルドー地方を原産とするぶどう品種「プティ・ヴェルド」100％で造った赤ワイン。日本では少し珍しい品種ですし、プティ・ヴェルド100％のワインはなかなか見かけることがないと思います。
私はそんなプティ・ヴェルドが生み出す、深みのある赤ワインの味わいが大好きなんです。濃厚で甘い香りと、スパイシーな香り、なめらかで重厚感のある味わいに、虜になってしまう人も多いのではないでしょうか。
【おすすめPOINT】
赤ワインをフレンチオーク樽とアメリカンオーク樽、2種類の樽で熟成しブレンドした良さが顕著に出ている味わいだと思います。バニラのような華やかさがありながら、すっきりとした上品な香りなので、とにかく飲み飽きないんです。
年末年始はお酒を飲む機会がたくさんありますが、私自身がここまで「ずっと飲み続けていたい……」と感じるワインは珍しいかもしれません。
【年末年始のおすすめシーン】
しっかりと重みのある味わいの赤ワイン。前菜の後に、メインのお料理と一緒にゆったりと飲むのがおすすめです。
ふわりと香る柚子、和の趣を感じる1本
月を見上げる柚子の花煩い（果実酒）【このお酒を選んだ理由】
味わいからもデザインからも和の趣が感じられる、年末年始にぴったりな柚子のお酒。
このお酒はクランドのコミュニティサイト「クラフト酒研究所」に参加してくださっているお客様と一緒につくった思い入れのある商品。味わいを決めるところから、ネーミング、デザインまで、半年ほどかけて完成させたこともあって、選びました。
【おすすめPOINT】
この柚子酒は、芳醇な香りと爽やかな甘酸っぱさのあり「これぞ王道！」という味わいが魅力。そこをデザインでいかに表現するかにこだわりました。上品な和紙素材に、繊細な箔押し、そして月を柚子に見立てた優美なデザインをぜひ手に取って見ていただきたいです。
【年末年始のおすすめシーン】
炭酸割りにすると、華やかな柚子の香りがよりふんわりと広がります。乾杯の1杯にぴったりです！
ラフランスの芳香に満たされる極上ミード
ラフランスと蜂蜜 -The Bright New Year-（果実酒）【このお酒を選んだ理由】
ラフランスの香りが大好きなので、「ラフランスを使ったミード」と聞いて思わず飛びついてしまいました。ふんわりと鼻孔をくすぐるラフランスの華やかな香り、これはラフランス好きにはたまりません。
【おすすめPOINT】
ラフランスの甘やかでほんのり青みのある香りが、「香水にして纏いたい……」と思うほど芳醇。フルーツの女王様とも呼ばれるラフランスと、長野県産の上品な蜂蜜の魅力をたっぷりと堪能できるお酒です。
【年末年始のおすすめシーン】
ゆったりとした時間が流れるお正月のひとときに、芳醇なミードがぴったり。お昼過ぎのおやつタイムなどに、まったり味わってみてほしいです。
熟成梅酒の香りと甘みにたっぷりと浸って
幸運の梅酒（梅酒）【このお酒を選んだ理由】
熟成期間の異なる複数の梅酒をブレンドしたことでウッディな香りがする、本格的な味わいの梅酒です。梅酒好きの母と年末年始に一緒に飲みたいと思い、この1本を選んでみました。
とろりと濃厚な舌触りとともに、しっかりとした甘みと酸味が溢れてくる味わい、きっと本格派の母も満足してくれると思います。
【おすすめPOINT】
熟成によるウッディな樽香と、凝縮された旨みが魅力的。「この深い味わいに浸っていたい……」と感じる、ラグジュアリーな味わいの梅酒です。
【年末年始のおすすめシーン】
年末に1年を振り返りながらじっくり味わったり、新年に幸運が訪れますようにと乾杯したり……。年末年始を一緒に過ごしたい1本です。
フルーティな香りに魅せられる純米大吟醸酒
五光（日本酒）【このお酒を選んだ理由】
年末年始は和食を食べる機会が多く、ワイン好きの私も日本酒は欠かせません。この日本酒の魅力は、洋梨のようなフルーティな香りと、すっきりとしたエレガントな飲み心地。
毎年私の実家では年末に自家製のお蕎麦を食べるのですが、繊細でバランスの良い味わいの日本酒は、お蕎麦などやさしい味わいの和食と相性抜群です。
【おすすめPOINT】
フルーティで甘やかな香りがありながらも、すっきりとした飲み心地が楽しめる1本。味わいだけでなく、花札をモチーフにした豪華なデザインがお正月にぴったりです。
【年末年始のおすすめシーン】
鯛のお刺身や、お出汁の効いたお吸い物、お蕎麦など、ほんのりと上品な甘みのあるお料理と合わせると、繊細な香りやバランスの良い味わいをより堪能できます。
まとめ
以上、ワインのプロが選ぶ年末年始におすすめのお酒6本をご紹介しました。
今回紹介した商品は単独でも購入可能ですし、現在、年末年始のために開発した新商品が必ず当たる酒ガチャ福袋2025も開催中です。彩り豊かなお酒たちと、最高の年末年始を過ごしてみませんか？
