梅畑を歩いた時の完熟梅の香りは、まるで桃のように甘い果実を想わせる、とてもやさしく上品な香りがするのです。
梅畑を歩いた時の感動を、もっと多くの方に知ってほしい。今回はそんな想いから始まった、「香り味わう天然梅酒『mume』」の誕生までの歩みをご紹介します。
果実としての「梅」の魅力を伝える
「mume(むめ)」という名は、かつて梅が「むめ」と表記されていることが多かったという梅の語源に由来しています。梅の源、すなわち梅本来のもつ表現力をお客さまに届けたい。
「梅」という”果実としての魅力”を届けたい。
そんな想いを果実のみずみずしさに重ねました。mumeのキャッチコピーにある「天然梅酒」も、”完熟梅のオリジナル”を表現したことに由来しています。
「完熟梅」を使用するための挑戦
よく熟した「完熟梅」は劣化が早く、実がとてもやわらかく繊細です。そのため一般的に、完熟梅は梅干し用に、梅酒用には若い青梅が使われます。しかし青梅を使った梅酒では、果実としての梅の香りはまだまだ少ない状態で漬け込むことになります。
私たちは「梅酒で梅本来の香りを伝えたい」と考え、果実としての梅の香りが最大限に達した完熟梅を使うことにこだわり、幾重にも研究を重ねました。
2年の研究の末辿り着いた、こだわりの製法
「mume」の開発者は、女性研究員の大西紗与さん。
2年近くにわたる開発にも挫折せず、完熟梅本来の香りを梅酒の中に抽出すべく研究を続けました。彼女の想いから生み出されたのが「氷温選択的抽出製法」です。
一般的な梅酒は、種と果肉の両方からエキス分を出すため、梅酒特有のコクのある味わいと、褐色の液色になることが多いです。
一方、mumeの製造に使う「氷温選択的抽出製法」では、蔵が保有するマイナス温度帯の貯蔵庫「氷室」で、凍った完熟梅の果肉部分のみから成分を抽出します。
現在特許出願中のこの製法により、「mume」の透き通った色と、梅の果実本来の香りを実現するに至りました。
日々頑張る皆さまに、寄り添う梅酒
たくさんの想いの詰まった「mume」。さまざまなフィールドで活躍し、輝くあなたに贈りたい、そんな想いが詰まった梅酒です。日々頑張る自分にご褒美をあげたい時、仲間と分かち合って楽しみたい時、そんなシーンにmumeが寄り添います。爽やかな1本を、この機会にぜひ一度お試しください。
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