クランドのクラフト酒は全国各地の酒蔵でつくられています。編集部がクランドで販売するクラフト酒をつくる酒蔵を訪れ、そのこだわりやクラフト酒がどのような環境で造られているのかを伺い、お伝えしていきます。
初回は、赤ワイン「柴犬わいん」やプレミアムサワーベース「甲州SANGRIA -GRAPE&ORANGE-」を手掛けている、山梨県のワイナリー「白百合醸造」にお邪魔しました。
「白百合醸造」とは
ワインの銘醸地・山梨県甲州市勝沼町。昭和13(1938)年よりこの地でワイン造りを行っています。2023年にはG7広島サミットで同社の甲州ワインが振舞われるなど、注目を集める実力蔵です。
ぶどうにこだわり、自社畑に加え近住の72軒の契約農家と協力しながら、山梨県産100%のワイン造りを実現しました。農家全員と会話を重ね、品質管理も徹底。香り豊か、酸度と糖度のバランスが良いなど、一定の基準をクリアしたぶどうを厳選しています。
山梨県産ぶどう100%にこだわって世界に挑むワイナリー
目指すは「西洋に負けない東洋のワイン」。世界最大のワインコンクール「デキャンタ・ワールド・ワイン・アワード 2021」ではアジア最高得点をマークしました。
その熱い想いと技術を生かし、クランドでは山梨県産のぶどうを使用したワインやプレミアムサワーベースを販売しています。さらなる成長に向け技術革新を重ねながら、勝沼ワインの発信に努めています。
ワイナリーの中を徹底解説!
ワイナリーの見学なども可能という白百合醸造。実際に訪れるとどのような体験ができるのかを体験してみました。
入口に広がるぶどうのバーゴラ
「ワインはぶどうの品質で決まる」という信念のもと、ぶどう作りには力を入れている白百合醸造。その姿勢を表すように、入口にはたくさんのぶどうが。「柴犬わいん」などにも使っているぶどう品種「マスカット・ベーリーA」が栽培されています。
ワイナリーの奥に広がるぶどう畑もいつでも見学可能です。運が良ければ、「柴犬わいん」のモデルになった「ゆりちゃん」に会えるかもしれません。
見学も可能な醸造所内
収穫したぶどうを自社で加工しているという白百合醸造。醸造所内は見学も可能で、事前に予約をしていれば、ワインのボトル詰めやオリジナルのラベル作りもできます。
熟成にもこだわっていて、基本樽はフランスからの輸入もの。御年90歳の樽職人が焼き直しをしながら、大切に樽を使い続けています。運が良ければ1年で5日ほど、発酵タンクを覗ける日があるそうです。
こだわりの詰まったショップ
「お客さまには顔の見える状態で直接お酒についてお伝えしたい」との思いから、ショップにも力を入れています。蒸留酒からワインまでたくさんのお酒がそろっています。
最大の特徴はショップ内にあるお酒をテイスティングができる点。さらには近所の農家さんの手作りジャムや従業員自らが集めたワインバッグなどのグッズなど、山梨の観光地としても楽しめるスポットになっています。
クランドで販売する白百合醸造のクラフト酒
柴犬わいん(ワイン)
白百合醸造のワイナリードッグ「ゆりちゃん」をモデルにした赤ワインです。産地や品種の異なるぶどうを掛け合わせて造っています。和食との相性が抜群で、毎日の晩酌にも合わせやすいお手軽さが魅力です。
価格 2,990円 (税込)
甲州SANGRIA -GRAPE&ORANGE-(プレミアムサワーベース)
山梨県甲州市のワイナリーがつくるサングリアのプレミアムサワーベース。赤ワインのコクのある甘みとぶどうとみかん果汁のジューシーな甘酸っぱさ、シナモンの香りが一体となった、上品で風味豊かな1本です。
価格 3,490円 (税込)
おわりに
第1回では「白百合醸造」についてご紹介してきました。クランドでは全国各地の酒蔵がこだわりをもって開発した、たくさんのクラフト酒を揃えています。ぜひ気になる商品を探してみてください。
本内容についてはクランドでお買い求めいただいたお客さまに配布している「クランドMAGAZINE」でもお読みいただけます。 ぜひこの機会に素敵な「クラフト酒」との出会いをお楽しみください。