販売企画担当のひなです。
味わいや、ラベルのデザイン、あるいはその日の気分。
私たちは日々、いろんな理由でお酒を選び、その時間を楽しんでいます。
もし、その選択肢の中に「誰かの支援に繋がる」という要素がそっと加わったら、いつもの晩酌はもっと心地よいものになるかもしれない。
そんな、「美味しい」の先にある新しいお酒の楽しみ方をご提案したくて、「寄付酒」という企画を立ち上げました。
日常のひとときに、社会と繋がる余白を
お酒は、日々の暮らしに寄り添う嗜好品です。
嬉しいことがあった日に祝杯をあげたり、何もない日にただぼんやりとグラスを傾けたり。
そのかけがえのない「選んで、味わう」という体験が、社会にほんの少しでも優しい波紋を広げられたら。
それが、この企画の種となりました。
企画を進める中で一番ワクワクしたのは、クランドのお酒と、寄付先の団体が掲げるテーマが「どう繋がるか」を見出す作業。
ボトルに込められたストーリーと、支援を必要としている場所。そのふたつがカチッと噛み合う瞬間を探すのは、とてもやりがいのある時間となりました。
言葉の温度。手探りで紡いだ思い
この取り組みには「寄付酒」という、とてもシンプルな名前をつけています。
色々と別の名前も考えてはみたものの、「寄付」という漢字が並ぶのが一番、その意味が濁りなくスッと入ってくる気がして、この言葉をそのまま採用することにしました。
一方で、とても気を配ったのが「言葉の温度感」です。
この企画では、対象となるお酒を購入いただいた方に、寄付酒についてのリーフレットを添えてお届けしています。
ただ、中にはそうとは知らずに対象のお酒を選ぶ方もいらっしゃいます。
ダンボールを開けてリーフレットを目にした時、それが重たいものや押し付けがましいものに感じられないように。
何度も言葉を推敲し、全体のデザインも、手にした時に心が温かくなるような優しい空気を纏わせるよう努めました。
愛らしいラベルの向こうにいる、小さな命へ
最初のテーマとして選んだのは、「保護犬」の支援です。
動物を愛する方はとても多く、支援の輪がどのように広がっていくのかが想像しやすいのではないかと考えました。
今回のフェアでは、対象となるお酒をいくつもご用意しています。
犬たちが描かれた個性豊かな顔ぶれの中から、どれにしようか迷う時間も楽しんでいただけるよう、この期間だけの特別なセットも組んでみました。
特設サイトでは、犬がラベルに描かれたお酒たちを、「犬種ごと」に検索できるようにもなっています。
一緒に暮らす家族の犬種って、飼い主さんにとってはすごく重要なポイントですよね。
巡りゆく季節の中で、グラスを傾ける喜び
この企画は、まだ始まったばかりです。
お酒の命でもある果物や蜂蜜、ホップ。
日本の四季を彩る桜や花火。
そして、海で暮らす生き物や空を舞う鳥たち。
私たちに美味しいお酒の恵みを与えてくれる地域や自然環境へ、これから少しずつ恩返しをしていけたらと願っています。
今夜、あなたが傾けるその一杯が。
心ほぐれる晩酌の時間が、ほんの少しだけ、この世界を優しくするかもしれない。
そんなふうに思いを馳せながら、いつものお酒をいつもより少しだけ美味しく感じていただけたなら、私たちにとってこれ以上の幸せはありません。
