商品企画担当のはじめです。
しだいに夏が近づき、夜のひとときが心地よく感じられる季節です。
この穏やかな夜、ふだんブランデーを手に取らない方にこそ試していただきたいお酒があります。
それが、今回ご紹介するアップルブランデー「Apple Brandy 蘭 -Araragi-」です。
ブランデーの印象を塗り替える、優しい口当たり
一般的にブランデーはアルコール度数が40〜50%と高く、慣れていない方には刺激が強く感じられることがあります。
そこで、このお酒はあえて35%まで加水し、調整を行いました。
度数を抑えながらも、ブランデー特有の高級感や林檎の風味を損なわない、絶妙なバランスを追求しています。
度数を調整するための「割り水」にも、独自の工夫を凝らしました。
酒蔵からの提案で採用したのは、白樺の樹液です。
ウイスキーなどで割り水で使用されることもある白樺樹液は、通常の水に比べて微かな甘みと、とろりとしたまろやかさを持っています。
この樹液を加えてじっくりなじませることで、アルコールの角が取れ、喉を通る瞬間の心地よさが格段に増しました。
グラスから立ち昇る、林檎と樽の芳醇な香り
飲む際はぜひ、まずは香りをじっくりと確かめてみてください。
林檎の甘い香りに、じっくりと時間をかけて熟成させた樽のニュアンスが重なり、まるで果実をそのまま感じられるような奥行きがあります。
おすすめの飲み方はロック。
氷がゆっくりと溶け出すことで、味わいの変化を長く楽しめます。
また、サイダーやトニックウォーターで割ると、甘みが補完されてよりフレッシュな果実感が際立ちます。
少し汗ばんだ日には、炭酸の弾ける爽快感がよりいっそう美味しく感じられるはず。
おつまみには、シンプルなナッツはもちろん、チーズをたっぷりのせたピザや、シナモンが香るアップルパイ、バターの風味が豊かなフィナンシェなどもよく合います。
しっかりとした食事から食後のデザートまで、幅広く寄り添ってくれるはずです。
このお酒は、1本をつくるために非常に多くの林檎を使用しています。
また、長期間の熟成を必要とするため、一度に多くの量をご用意することができません。
そのため、今回は抽選販売という形でお届けすることになりました。
1日の終わりに、お気に入りのグラスを用意して、この特別なブランデーを傾けてみてください。
まろやかな味わいが、明日への活力を静かに蓄えてくれることでしょう。