白桃のやわらかな香り、ウイスキーの深いコク、琥珀色の輝き。
それぞれが重なって、五感で楽しめるお酒が生まれました。
今回ご紹介するのは、国産白桃ウイスキー「百織 -momoori-」。
その開発秘話を、クランドの開発担当者に聞きました。
プロフィール
りーぬ
クランドで商品の企画・開発を担当。
誕生石のおさけシリーズの「ファセット・エメラルド」「パール」「フレア・ルビー」などの企画・開発に携わるほか、抽選商品「TROPICAL GIN 燦果 -sanka-」などの開発にも参加。
宝石のような白桃のリキュール
宝石のような白桃のリキュール
宝石のような梅のリキュール
宝石のような梅のリキュール
ウイスキーで桃を表現するという挑戦
──この「百織 -momoori-」はどんなきっかけで生まれたのでしょうか。
クランドはこれまで、オレンジフレーバーの「橙和 -touwa-」や、りんごフレーバーの「Apple Whisky 凛果」など、さまざまなフレーバードウイスキーを開発してきました。
「百織 -momoori-」も、新たにフレーバードウイスキーをつくろうという話がきっかけで生まれています。
そこでクランドでも人気の高い素材である「桃」が候補に上がりました。
リキュールなどでは、たくさんの桃のお酒を開発してきましたが、桃のウイスキーはまだ未開拓だったんです。
なじみのある素材を、これまでとは違うかたちで届けられるんじゃないかということで、挑戦しました。
──ベースにはどんなウイスキーを使っているんですか?
お米を原料にした国産のライスウイスキーを使っています。
お米ならではのなめらかな口当たりと、ウッディなバニラ香、穀物の香ばしさがあるんです。
その穏やかさが桃の甘さとよく合います。
桃の香りを引き出す漬け込みの試行錯誤
──ベースもしっかりこだわっているんですね。使われている桃の方にはどのようなこだわりがありますか?
使っている桃は白桃です。
酒蔵のある熊本県に桃の産地があるということで、採用したのが球磨郡産の白桃でした。
山に囲まれた球磨盆地は昼夜の寒暖差が大きく、糖度の高い農産物が育つ環境になります。
上品な甘さとみずみずしさが特徴的で、とても上質な白桃なんです。
──そんな白桃とウイスキーを組み合わせる上で難しかった部分はありますか?
最も気を遣ったのは、桃の香りをどう残すかですね。
白桃をそのまま漬け込むと香りがウイスキーに埋もれてしまいます。
漬け込み期間を何度も調整しながら、桃の甘やかな香りが消えないポイントを探っていきました。
楽しみ方はシンプルに。美しい調和を味わって
──それでは、実際に飲んでいく中で、味わいのポイントを教えてください。
口に含むと、ライスウイスキーならではのなめらかな口当たりが、桃の柔らかい甘さと絶妙なハーモニーを奏でてくれます。
ウイスキーらしいしっかりしたコク、そこにウッディなバニラ香や穀物のほのかな香ばしさが重なり、調和していくんです。
そして最後に桃の余韻が残ります。
異なる個性が重なっていく感じが商品名「百織 -momoori-」の「百の糸を織り重ねる」というイメージにつながっています。
──まさに「百織 -momoori-」という名前にぴったりの味わいですね。おすすめの飲み方やペアリングはありますか?
シンプルにロックかソーダ割りがおすすめです。
ロックだと桃の香りとウイスキーのコクをじっくり感じられますし、ソーダ割りにすると爽やかで軽やかな飲み口になります。
合わせるなら生ハムがいいですね。
塩気とうまみに桃の甘さが寄り添って、互いを引き立ててくれると思います。
──最後に、この桃を感じるウイスキー、どんな方におすすめですか。
ウイスキーが初めての方にはぜひ試してもらいたいです。
桃の香りがあることで、ウイスキーのクセをあまり感じずに飲めるので。
一方で、いつもと違う変わり種を探している方にとっても新鮮な一杯になるはずです。
百の糸を織り重ねたような極上の一杯を
せわしない毎日の終わりに、自分を優しく労ってくれる「百織 -momoori-」。
桃のフレッシュな甘やかさに心がほどけ、ウイスキー由来のバニラ香や穀物の香ばしさが深いリラックスタイムへと誘ってくれます。
ロックでじっくりと素材の風味を味わうのも、ソーダ割りで爽やかに喉を潤すのも、その日の気分次第。
お気に入りのソファに深く腰掛け、この贅沢な国産白桃ウイスキーとともに、自分を存分に甘やかす最高の夜をお過ごしください。