風の匂いに、ふと春の深まりを感じる季節ですね。商品企画担当のMです。
夕暮れ時。窓を少し開けると、生温かい風がふわりと通り抜けます。
遥かなる旅を経て私たちの元へやってきた、琥珀色の物語。
一樽限りのジャパニーズウイスキー「奏来 -sora-」を紹介させてください。
一万キロの旅路が交わる場所
ドイツの大地で育った麦。
アメリカの森が育んだホワイトオーク樽。
ふたつの素材が10,000kmの旅をして、日本の地で出逢いました。
「そんな長距離を越えて、なぜ海外の素材を?」と思われるかもしれません。
「日本の繊細な技術と、圧倒的な麦の力強さを掛け合わせたい」。
酒蔵「佐藤焼酎製造所」から、そんな情熱的な提案をいただいたのです。
遠い異国の素材たちが、由緒ある「祝子川(ほうりがわ)」の神聖な水を用いて、上質なシングルモルトウイスキーへ。
一千日という熟成の時間を経て、ようやくひとつの完成を迎えました。
香りの重なりを名前に託して
グラスを近づけると、バニラやアップルパイのような甘美な香り。
ひと口含めば、心地よいほろ苦さと、奥行きのある渋みが次々と訪れます。
この奥深い香りの重なりを、どう漢字で表現するか。
「瑛華(えいか)」や「和奏(わかな)」など、いくつもの候補が浮かんでは消えました。
悩み抜いた末に辿り着いたのは、未知なる余韻が「奏でられて来る」という情景。
それが「奏来(そら)」です。
ただ、漢字だけでは少し読みにくいかもしれない。
そう考え、ラベルには「sora」というアルファベットを大きめに配置しました。
夜に溶け込むグラデーションと、一樽だけの証明
ボトルの顔となるラベルデザインにも、企画者としてのこだわりを詰め込んでいます。
水色から深い青へと移り変わる、水彩画のようなグラデーション。
濃い青の面積を多めにすることで、夜の静寂に溶け込むような高級感を持たせました。
そして、ラベルの上部に印字された「#1045」という数字。
これは、正真正銘この一樽からしか生まれていないことを示す、カスクナンバーです。
奇跡の一滴を、静かに味わう夜
今回、この「奏来 -sora-」は数量限定の抽選販売でお届けします。
唯一無二のジャパニーズウイスキーとして、一樽からボトリングできる量は、あまりにも限られているからです。
もし幸運にも、あなたのお手元に届いたら。
ぜひ、少し室温に戻したレーズンバターを合わせてみてください。
バターの濃厚なコクとレーズンの甘酸っぱさが、ウイスキーの余韻とゆっくり溶け合います。
グラスの氷がカランと鳴る、春の夜。
琥珀色の雫が、あなたの明日を優しく彩ってくれますように。
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