今回ご紹介するのは、ITやプログラミングの「ソースコード」をモチーフにした純米吟醸酒。
ラベルには本物のコードを仕込み、エンジニアなら読み解ける仕掛けを施しました。
今回は、そんなお酒を手がけた担当と、ラベルのコードを考えた担当の2人に、企画のきっかけからこだわりまでを聞きました。
日本酒に馴染みのない方でも、エンジニアなら試してほしい1本です。
プロフィール
みてら
「ソースコード」のお酒づくりを担当。クランドで商品開発チームをマネージャーとしてまとめる責任者でもあり、日本酒からリキュール、スイーツまで幅広くクランドの商品開発に携わる。担当商品は「罪」シリーズ、「三千世界」「悪魔のチーズケーキ」など。
Lucus
「ソースコード」のラベルに仕掛けるコード作成を担当。クランドをシステムから支えるベテランエンジニア。好きなクランドのお酒は「梧桐」。
エンジニアによるエンジニアのための日本酒
──まず、この企画はどこから始まったのでしょう。
Lucus:商品開発チームから「エンジニア向けのお酒をつくりたい」と相談を受けたのが最初です。そこで「ラベルにプログラムのコードが入ったお酒をつくったら面白いんじゃないか」という話になって。そこから動き出しました。
エンジニアって、コードを見かけるとつい中身を確かめたくなるんです。その習性に、乗っかってみようという試みですね。飲む前からわくわくしてもらえたら、という気持ちもありました。

──ラベルのコードを考えるうえで、苦労はありましたか。
Lucus:単純にコードを載せるだけでは、面白みがないなと思ったんです。面白い仕掛けにすることにこだわりました。
最終的に、コードをハッシュ化させるというアイデアに落ち着きましたが、そこに辿り着くまでが一番苦労しましたね。黒と緑の画面を思わせる配色も、コードの雰囲気を大切にして選びました。

──このお酒について、SNSでの反応はいかがでしたか。
Lucus:いろんなエンジニアの方が物珍しがってくださって、ブログ記事やメディアで取り上げていただけました。苦労してプログラマーらしいネタを仕込んで、よかったです。
酒米「出羽の里」がくれた、クリアな旨み
──お酒そのものについても聞かせてください。まず、システムエンジニア向けのお酒に日本酒を選んだのはなぜでしょう。
みてら:作業が終わった夜の晩酌のお供にしてもらいたい、システムエンジニア同士の集まりで会話の種となるお酒として考えました。
また1本で飲み方の幅が広いので、自分にとっての最適解を探る感覚が、コードに向き合う探究心と通じる気がしています。先進的なラベルと伝統的な日本酒、その対比も面白いです。
──酒米に「出羽の里」を選んだ理由はなぜでしょうか。
みてら:出羽の里は山形県産の酒造好適米で、きれいな旨みと、すっきりとした飲み口を引き出しやすいお米です。
このラベルに合わせるなら、スタイリッシュなイメージですっきりとした味わいが向いていると思ったんです。
このお酒をひと口ふくむと、滑らかな質感の奥からお米の旨みが広がります。
それでいて後味はドライです。クリアな飲み口と旨み、その両方を同じ一杯で感じてもらえたらと考えました。
──おすすめの飲み方はありますか。
みてら:常温でそのままお届けできるお酒なので、基本の純米吟醸として楽しんでいただけます。冷やしても、常温でも、ぬる燗でも良いですね。その日の気分で温度を変えてみてください。

作業に没頭した、夜のひとり時間に
──合わせるなら、どんなおつまみでしょう。
みてら:スモークチーズやナッツがよく合うと思います。すっきりとした後味と、香ばしさが引き立て合うんです。生ハムやハード系のチーズといった洋風のおつまみも、モダンなボトルの雰囲気に馴染みます。日本酒の新しい楽しみ方として、気軽に試してほしいですね。
──どんなシーンで飲んでほしいですか。
みてら:画面に向かって作業やプログラミングに没頭したあと、夜にひと息つくリラックスタイムに合わせてほしいですね。ガジェット好きの友人や同僚と集まって、新しいアイデアやプロダクトを語り合う、カジュアルな集まりにもおすすめです。

──最後に、特にこだわった点を教えてください。
みてら:ラベルは細部まで手を入れました。キャップの切り口の注意書き、アルコール度数の見せ方、さらに強度を上げるためのPP加工まで。実用性とデザイン性、その両立を目指しています。
Lucus:仕掛けはラベルだけではありません。商品ページにも、小ネタを忍ばせていました。プログラミングに関わる方なら、きっと気づけると思います。ラベルとあわせて、楽しんでいただけたらうれしいです。

読み解く楽しみと味わう喜びが詰まった1本
コードを読み解く楽しみと、お酒をゆっくり味わう楽しみを、1度に感じられる日本酒「ソースコード」。
酒米「出羽の里」がもたらすクリアな味わいは、冷やでも燗でも美味しく、晩酌にそっと寄り添ってくれます。
ラベルに、そして商品ページに隠された仕掛けは、エンジニアの方なら思わず解きたくなるはず。
ぜひ、商品ページをのぞくときからこのお酒を味わってみてください。










