とろりと舌にからみつく、濃密なチョコレートの味わいをお酒で表現したチョコレートリキュール「TOROCHOCO」。
独特のとろみで親しまれ、発売から長く愛され続けてきました。
発売から6年以上、多くの人を虜にしてきたロングセラー商品です。
今回は、このお酒を生み出した商品開発担当に、開発の裏側を聞きました。
プロフィール
みてら
クランドで商品開発チームをマネージャーとしてまとめる責任者でもあり、日本酒からリキュール、スイーツまで幅広くクランドの商品開発に携わる。
担当商品は「罪」シリーズ、「丹波ミルクリキュール」、「悪魔のチーズケーキ」など。
チョコレート好きの方のために贈るリキュール
──まず、TOROCHOCOがどんなお酒なのか教えてください。
ひとことで言うと、チョコレート好きの方のために贈る、“酔える”チョコレートリキュールです。
とろりとした舌触りが、これまでにない新感覚だと思います。
チョコレートそのものを食べているような濃密さを、グラスの中で味わっていただけます。

──このお酒の名前にもなった「とろみ」は、やはり意識された部分なのですね。
はい、ここに最もこだわりました。
味わいを設計するうえで、まず大切にしたのが、このとろみとなめらかな舌触りです。
口に含んだときに、ゆっくりとチョコレートの味わいが広がっていく感覚こそが、TOROCHOCOらしさだと考えています。

──甘さや苦味の方向性は、どう決めていったのでしょう。
苦味はできるだけおさえて、まろやかな味わいに仕上げています。
チョコレートと聞くと、ビターなものを思い浮かべる方もいらっしゃると思うのですが、TOROCHOCOはもっとやさしい口当たりです。
濃厚さはありながら、後味は重たくなりすぎない。そのバランスを探りながら設計していきました。
ホワイトブランデーが、チョコレート引き立てる
──ベースに使われているのはどんなお酒でしょうか。
ぶどうの皮や実を蒸留してつくったホワイトブランデーを使っています。
──なるほど、ブランデーなんですね。そのホワイトブランデーをベースに選んだ理由を教えてください。
このブランデーを選んだのは、香りの広がりが大きな理由です。
マスカットのような、ふくよかな香りがするブランデーで、味わいを奥深いものにしています。

──その香りが、チョコレートと相性が良いのでしょうか?
リッチな風味と味わいの深さを、一段と引き立ててくれるんです。
チョコレートの濃厚さだけだと、少し単調になってしまうこともあります。
そこにホワイトブランデーの香りが加わることで、味わいに奥行きが生まれるんです。
飲み進めるほどに、香りの層を感じていただけると思います。
──チョコレートは、どんなものを選ばれたのですか。
ベルギーチョコレートを、ふんだんに使っています。
ベルギーはトップブランドがひしめく国で、そこで最高品質のカカオ豆からつくられたものだけが名乗ることのできるのが、クーベルチュールチョコレートです。
カカオ豆の豊かな香りと、濃厚でコクのある味わい。
その世界最高峰のチョコレートを、惜しみなく使いました。
ストレートでも、デザートとも
──おすすめの飲み方はありますか?
まずは、ストレートでそのまま味わっていただきたいです。
実はアルコール度数を低めに設計していて、ストレートでもアルコール感が少なく、おいしく飲んでいただけるように工夫しました。
チョコレートの濃密さを、そのまま感じられる飲み方です。
また、ミルクで割っていただくとまろやかさがぐっと増します。
やさしい口当たりになるので、少し軽やかに楽しみたいときにおすすめです。
寒い季節には、温めてホットにするのもいいですね。
とろみと香りが、より豊かになります。
──デザートと合わせる楽しみ方をしている方も多いですね。
そうですね、デザート類とも相性抜群です。
バニラアイスにかければ、チョコアフォガートのようになります。
フォンデュのように、フルーツやマシュマロをディップして味わうのも楽しいです。
合わせるなら、バニラアイスや、フォンデュ用のフルーツ、マシュマロあたりが相性よくまとまります。

──楽しみ方が幅広いからこそ、長く愛され続けているんですね。
とろりとした、チョコレート好きへ贈るリキュール
とろりとした舌触り、ベルギーチョコレートの濃密さ、そしてホワイトブランデーのふくよかな香り。
TOROCHOCOは、飲むほどにチョコレートの世界へ浸ることができる1本です。
ストレートでそのまま、ミルクで割って、あるいはアイスにかけて。
その日の気分で楽しみ方を選べる自由さも、選ばれ続ける理由かもしれません。
甘いものがほしくなる夜に、グラスでとろけるチョコレートを、ぜひ味わってみてください。






